以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「旧編 新・これが本物の NLP だ!」第 74 号 (2007.7.17 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、「北岡泰典公式ワークショップ2007・II」の開催、大阪での「北岡式英語学習ワークショップ-5文型とNLPで英語はどんどん上達する!」の開催等の告知情報が中心になっています。

末尾には、NLP 的考察もあります。


1. 「北岡泰典公式ワークショップ2007・II」開催について (再告知情報)

KITAOKA TAITEN OFFICIAL WORKSHOP 2007

緊急決定! 好評第二弾!
「北岡泰典公式ワークショップ2007・II」開催のお知らせ

2007年6月16日、17日に開催された公式ワークショップの続編開催決定!

北岡泰典の公式ワークショップの続編が7月21日(土)、22日(日)に開催されることになりました。このワークショップは「NLPと精神世界」をテーマに様々なトピックを統合して解説し、NLPで到達できる自己変革の実践的なワークを体感できるかつてないワークショップです。自己変革を切望する方、ぜひ一度このワークに参加ください。

本ワークショップでは、以前開催された「北岡泰典公式ワークショップ」の、以下に示す全12回中の後半半分(6回分)のレクチャーの内容が踏襲されることになります。演習については、時間の都合で、予定されている NLP 演習すべてがカバーされない可能性もあります。今回のワークショップのテーマは以下のとおりです。

ワークその 2 「オルタード ステーツ (変性意識) とは?」
– レクチャー 2.1 『変性意識を作り出すツール』
– レクチャー 2.2 『トランスパーソナル心理学について』
– レクチャー 2.3 『SDMLB (状態依存の記憶、学習、行動』
– レクチャー 2.4 『印度哲学と NLP の接点』
– レクチャー 2.5 『メタ ポジションと第四の意識 (チュリヤ)』
– レクチャー 2.6 『ニューロロジカル レベルと 3 つの体』

定員:15名
日程:2007年7月21日(土)10時00分~17時00分
2007年7月22日(日)10時00分~17時00分
場所:NTT麻布セミナーハウス(地下鉄日比谷線広尾駅下車徒歩3分)
受講料:63000円(2日)
後援:ニューロカフェ

本ワークショップの詳細は、以下のページにアクセスしてください。

http://www.neurocafe-nlp.com/


2. 大阪での「北岡式英語学習ワークショップ-5文型とNLPで英語はどんどん上達する!」の開催について

以下に、このワークショップの主催者による告知メッセージを引用します。

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『北岡式英語学習ワークショップ-5文型とNLPで英語はどんどん上達する!』開催告知メッセージ

グローバル化が加速し続ける現代社会において、あらゆるフィールドにおいて実践レベルの英語能力が特に重要視されています。そんな中、残念ながら我が国日本における英語事情は、諸外国のそれと比べてもとりわけ立ち遅れた状況にあると言わざるを得ません。

諸外国から「世界一英語が下手」と揶揄され続けている日本人が受けている英語教育は、日本の現状からみても、実践レベルの英語をマスターするための効果的な教育とはほど遠いものです。

でも、確実に英語をマスターするための効果的なプロセスを手に入れさえすれば、多くの日本人の英語能力は飛躍的に伸びるはずです。

そんな中、メンバー制自己開発コミュニティ日本一のパワーライフアカデミーにて、英語学習革命の先駆けとして今年3月に『5文型とNLPで英語はどんどん上達する!』を出版された”知の巨人”北岡泰典氏による『北岡式英語加速学習ワークショップ』を開催し、革命的英語学習法を伝授します。(後援:東京吉祥寺ニューロカフェ)

これまで英語修得においてトライ&エラーを繰り返している方、また効果的に実践レベルの英語を体得したい方、この機会に是非ご参加ください!!

<ご参加条件>
・これまでの学習法では想うように英語が修得できなかった方
・ご自分の英語力をさらに実践的なステージへと引き上げたい方
・真の英語力と国際性を身につけたい方
・加速学習を可能にする「北岡式加速学習法」に興味のある方
・NLP(神経言語プログラミング)の語学修得への具体的応用法を知りたい方
・”知の巨人”北岡泰典の【NLPと加速学習】という天才性をモデリングしたい方
・語学修得に限らず、ご自身の潜在能力を開花させたいすべての方

<あなたが受講して得られること>
◆語学修得のための基本的な考え方
 ・語学学習のための効果的な思考と行動のプロセス
◆一連のNLP個人編集テクニックと加速学習への具体的応用法
 ・こころの状態コントロール法
 ・メンタルブロック打開法
 ・マイナスの思考パターンの改善法
 ・知覚ポジション変更によって自己イメージを変える方法
 ・無意識のリソース活用法
 ・NLPを活用した英語的思考法
 ・NLPの本質、本物のNLP
◆北岡式英語加速学習法
 ・北岡式英語加速学習の8つの奥義

<北岡式英語学習ワークショップ開催概要>
◆日時:8月25日(土)、26日(日)※全2日間
両日とも10:00~18:00
◆会場:PLAミニサロン(大阪市福島区福島6-8-10クリスビル4F)
◆受講料金:定価 52,500円
☆北岡泰典メルマガ読者限定価格 47,250円
(対象:北岡泰典先生が発行している新メルマガ『北岡泰典メールマガジン』に配信登録している方)
☆PLA特別価格 42,000円(対象:PLAメンバー及び、日本NLP学院修了生)
◆定員:先着30席限定
◆申込:パワーライフアカデミー【個人的天才育成プロジェクト室】まで
     0120-50-3601(携帯からOK!担当ひらた が丁寧に対応します)
     Eメール  hirata@pla-samurai.jp

【初日のプログラム】
<第一部 NLPを使って外国人と対等以上に話せる英語力を身に付ける>
1. 苦手意識を打ち破り、自信とピークパフォーマンスを得る
 ・卓越性サークル
2. メンタルブロックを取り除く
 ・リフレーミング
 ・アンカーリング
3. 自己イメージを変えて「ボックスの外」に出る
 ・知覚ポジション
4. NLPを活用した英語的思考法
 ・チャンキング
 ・帰納法VS演繹法
5. 左脳的知識を右脳的知識へ落とし込み、右脳的知識を左脳化する
 ・耳年増VS体験派
 ・4Te 4Ti (三段階分離体験)
6. 4段階有能レベルの法則
 ・4段階有能レベル
7. 無意識のリソースを活用する
 ・アルファベットゲーム
8. NLPの諸前提を英語学習に活かす
 ・NLP諸前提演習

【2日目のプログラム】
<第二部 北岡式英語学習法8つの法則>
1. 正しい英文3つの条件
2. 5文型
3. 構文を樹形図(ツリー構造)でとらえる
4. 上下ベクトルのインターフェイス
5. スペルストラテジー(アイアクセシングキュー)
6. 北岡式英語読解学習法
7. 賢い辞書の使い方
8. 英語のリスニングを習慣化する
<第三部 21世紀の国際人になるための奥義>
1. クリエイティビティ
 ・基本の完全習得によりクリエイティビティを発揮する
2. 外国人とラポールをとる
 ・ペーシングとリーディング
 ・ペーシング体験演習
3. 英語の完全マスターによって21世紀の国際人になる
 ・世界に通用する日本人のアイデンティティ

※なお、講義・演習内容は、当日の現場の状況に応じて、一部変更または割愛される可能性のあることをあらかじめご了承ください。

当ワークショップの講師を担当する北岡泰典先生は、40 年以上に渡る「変性意識の学際的研究家」です。

北岡先生は、1980 年代から欧米に滞在し、1986 年から英国ロンドンで、通訳、異文化コミュニケーション コンサルタント、コーディネータとして活動していました。その間 NLP 四天王から直接を学び、NLP を完全習得しました。2002 年よりベースを日本に移し、日本 NLP 学院 (旧英国 NLP 学院日本校) の学院長として、NLP プラクティショナー コース、マスター プラクティショナー コースを開講してきています。

2005 年 3 月には、NLP 共同創始者の初来日として、ジョン・グリンダー氏を日本に招聘することに成功しました。グリンダー氏は、この際、日本 NLP 学院主催のプラクティショナー/マスター プラクティショナー合同コースでトレーニングを行い、また、3 月 21 日には、東京ビッグサイトで共同トレーナーのカルメン ボスティック サンクレア女史とともにビジネス向けワーク ショップ、「NLPリーダーシップで才能を開花させよ」を開講されました。

なお、北岡先生は、英国の会社、Creativity Enhancement Ltd. 社の代表取締役社長です。同社は、能力向上トレーニング、異文化コミュニケーション コンサルタンシー、通訳、その他の業務サービスを提供しています。また、同社の会長は、ウィンストン・チャーチルの親族で、英国上流階級とも広いコネクションをもっています。

◆北岡泰典 (キタオカ タイテン) 略歴

1956年和歌山県に生れる。早稲田大学卒業後、北アフリカのサハラ砂漠に渡り、3年間大手企業の仏語通訳に従事。その後、英国ロンドンで、ビジネス コーチング、異文化コミュニケーション コンサル タンシー、通訳業務等に従事。当時のクライアントとして、英国アン王女 、英国IRC (International Rescue Corps)、ウィンストン・チャーチルの親族、英国国教会、Max Mosley (FIA 代表/F1 副代表) 等を含む。1989年に米国カリフォルニア州サンタ・クルーズ市でジョン・グリンダーからNLPマスター・プラクティショナー資格取得。1995年ドイツ・ミュンヘンでリチャードバンドラーからNLP認定トレーナー資格を取得。2002年カリフォルニア州サンタ・クルーズ市NLPユニバーシティでロバート・ディルツとジュディス・ディロージャのNLPU公認教材のプラクティショナーコース開講認可コース修了 (この 資格取得者は、世界で 21 名のみ)。現在は、ロンドンと日本の二国間でコーチングとNLPの講師として活躍している。NLP 入門書である『Magic of NLP』と『ビジネスを成功させる魔法の心理学』、およびニューコード NLP の原点である『個人的天才になるための必要条件』の訳者でもある。また著書に「5文型とNLPで英語はどんどん上達する!」(ダイヤモンド社)がある。

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本ワークショップの詳細は、以下のサイトでもアクセス可能です。このサイトから参加の申し込みが可能です。

http://nlp-english.com/

また、同じ内容のワークショップが東京でも 9 月中旬に開講されることが予定されています (主催者は吉祥寺ニューロカフェです)。この詳細は、最終決定次第、本メルマガまたは北岡泰典公式サイト上で告知することにします。


3. 「react (反応)」と「respond (対応、呼応)」の違い

私は、長年精神世界に興味をもってきていて、インド哲学等もかなり深く研究してきていますが、現代導師で、「人とのコミュニケーションの中で、相手の行動に対して react (反応) するのではなく、respond (対応、呼応) する必要がある」と主張する導師がいます。

私は、この違いは、非常に重要で決定的だと思ってきていましたが、この識別区分を NLP 用語で明確化することはできずにきていました。

一方で、私の周りには、「人間コミュニケーションにおいては、カリブレーションがすべてで、常にカリブレートしていれば (そして、そこから生まれる自分の行動を自己観察していさえいれば) それだけでいい」と言う人もいました。

私は、最近、これらの二つの非常に重要な考察を結びつけることができることに思い当たりました。

すなわち、NLP 的に見れば、上記の「react (反応)」とは、自分の内部で起こっているアンカーリングのプロセスにまったく無意識のまま、外からの刺激に対してロボットのように機械的に反応することで、一方では、「respond (対応、呼応)」とは、カリブレーションをしながら外からの刺激に気づいていて、かつ、外の文脈に関連して最も適切と見られる行動を「主体的に」選択できること、と定義できることを発見しました。

このカリブレーションの度合い、および「外の文脈に関連して最も適切と見られる行動を『主体的に』選択できる」度合いは千差万別で、ほとんど無意識的なレベルからありとあらゆることに気づいていられるほぼ完全に意識的なレベルまでさまざまな可能性があると思われますが、カリブレーションが最大限にできているかぎりにおいて、自然発生的に生まれる (自分のアンカーされた) 行動は、無意識が選んだ「外の文脈に関連して最も適切と見られる」行動である可能性は非常に高く、このため、そのような行動は、「react (反応)」ではなく「respond (対応、呼応)」と見なされるべきものであることは、容易に理解できます。


4. 『できる人になる3分間マネジメント』

私の生徒さん (マスター プラクティショナー) の一人が、最近、 『できる人になる3分間マネジメント』 (中経出版) という本を書きました。アマゾンの紹介ページは、以下の通りです。

http://www.amazon.co.jp/できる人になる3分間マネジメント-萩原-一平/dp/4806127620

ご自身の自動車メーカーのマーケット アナリストとしての海外生活を振り返った体験談を述べたビジネス書で、どのようにしたら NLP を使って「キャリアのイニシアティブを握」り、「自分自身をコントロール」し、「目標設定と外的コミュニケーション」を図り、「コミュニケーション力で面接にパス」し、「人間関係に強く」なり、「自己のキャリア神話を作り上げて人生を切り開」くことができるか、等、非常に興味深いトピックがカバーされています。

特に、第3章の「NLP コミュニケーションで MBA を超える」というタイトルは非常に挑発的です。

私は、個人的には、この本は、ビジネスマンの毎日の会社生活に対して NLP 技法を効果的に落とし込む方向性を示した良書だと思います。この手の本は、ややもするとテクニックに走りすぎて浅薄な内容になりがちですが、著者自身の成功の参照機構に基づいた説得力のある書き方をしている分、かなりの実用性を示唆した出来上がりになっています。

なお、この著者は、現在、カルフォリア州サンタクルーズの NLP ユニバーシティ (ロバート ディルツ & ジュディス ディロージャ主催) で夏季トレーナーズ トレーニング コースを受講中である事実から言っても、著者の NLP へのコミットメントは並ならぬものであると感じています。

ちなみに、彼によれば、同コース参加者の国籍としては韓国人が一番数が多いそうですが、これは非常に興味深い事実です。二番目に多いのは英国人だそうです。日本人の参加者は 3 名ということで、3 名ともビジネス系の方々のようです。

作成 2023/12/10