以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「旧編 新・これが本物の NLP だ!」第 27 号 (2005.2.10 刊) からの抜粋引用です。

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先月から今月にかけて、東京第一期マスター プラクティショナー、東京第三期プラクティショナー、福岡第一期プラクティショナーの各コースの第三モジュールが開講されましたが、個人的には、非常におもしろいワークが達成できたのではないかと思っています。各コースの内容を含め、今回は、恒例の私の「NLP 徒然考」を続けてみたいと思います。


1. NLP プラクティショナー コースとマスター プラクティショナー コースの違い

一般的には、プラクティショナー コースでは、コース参加者は NLP の基本的テクニックを習得し、マスター プラクティショナー コースでは、それらを有機的に活用できる能力を習得する、とされています。このことについては、私は、本メルマガの過去の号において、何度か、以下のような地下鉄のネットワークの比喩を使って説明させていただきました。

「NLP プラクティショナー資格認定コー スは、[…] 地下鉄の各駅の詳細 (NLP の各モデル) について、それぞれ対応した演習とともに個別に学習習得するためにあり、マスター プラクティショナー資格認定コースは、プラクティショナー コースで個別に習得した各駅 (各モデル) 間の有機的な関連性を学習体感して全体のネットワーク (全体像) に熟知するためにあり、トレーナーズ トレーニング資格認定コースは、全体のネットワークと個別の各駅 (各モデル) の両方のレベルについて、高度な熟知/習得度を達成するためにある、と見なすことができるかもしれません。」

本メルマガの前号でも紹介させていただいた NLP 関連の Blog 『ビジネスマンの NLP』 (http://nlp.typepad.jp/nlp/) でも、以下のような内容の投稿が見られます。

「既には、私はNLPプラクティショナーコースは卒業していましたので、1つ上のマスターコースに参加することにしました。プラクティショナーコースでは、非常に濃密にさまざまなテクニックを教わったのですが、それが全体として結びつき、ビジネス分野での活用を促進するためにマスターコースの受講を決めました。」

この引用中、「ビジネス分野」を各個人の専門分野名と置き換えていただければ、この文章全体は妥当だと思います。

なお、この Blog は、まだ一部の方々しか投稿していないように見受けられますが、私のプラクティショナー コース、マスター プラクティショナー コースの雰囲気がよく伝わった投稿も多く、個人的には、興味深いと思います。私個人としても、今後投稿を試みてみたいと思っています。

Blog に関しては、私のこれまでの資格コース参加者で、他にも NLP 関連 Blog を立ち上げていらっしゃる方がいます。この方の Blog のタイトルは『NLP マスターへの道』で、以下のサイトにあります (かなり充実した Blog サイトのように見受けられます)。

http://blog.livedoor.jp/nlpmaster/

このサイト運営者からは次のようなコメントをいただいています。

「NLP を、本質を突きながらも、初心者の視点で出来るだけわかり易く扱いながら、みんなでワクワクしたいと思っています。興味のある方は、どうぞ気軽にコメントなど書き込んでみてください。」

ちなみに、私が、2002 年に NLP ユニバーシティでトレーニングを受けたとき、トレーナーのロバート ディルツとジュディス ディロージャは、プラクティショナー コースよりもマスター プラクティショナーの方が、マスター プラクティショナー コースよりもトレーナーズ トレーニングの方が、トレーナー自身の色合いが濃くなり、そのトレーナー独自のテクニック数も増えていくという意味のことを示唆していましたので (当然と言えば当然のコメントですが)、私も、マスター プラクティショナー、トレーナーズ トレーニングの上級コースでは、「北岡色」を徐々に強く出して生きたいと、思っているところです。


2. ストラテジーの引き出しとインストール

東京第一期マスター プラクティショナー コース第三モジュールで最も興味深く、意義深かったテクニックは、私の意見では、「ストラテジーの引き出しとインストール」でした。

NLP で言う「ストラテジー」とは、ある個人の内的経験の最小基本構成要素がどのような順序で推移するか、その順序を意味します。ストラテジーは、コンピュータ用語の「プログラミング」とほぼ等価です。

人間の内的経験とその「ストラテジー」は、「4 タップル (4T)」の表記法と TOTE のモデルを使って明示的に公式化することが可能です。 一例としては、ある重役の「創造的」になるストラテジーとして、以下のような表記があります。


この重役は、まず外的状況の重要な要素を見て (Ve)、その状況または要素に対して、「どのように機能しているのだろうか?」、「状況にどういうリソースが必要だろうか?」というふうに独り言を言います (Aid)。その後、自分の各独り言について自分のフィーリングを確認します (Ki)。もしフィーリングがネガティブ (「-」)であれば、再度外的状況を見て、自分の独り言とそれについての自分のフィーリングを再確認します。

この「決断」ループの最終要素のフィーリング (Ki) がポジティブ (「+」) であれば、その気持ちよく感じた独り言 (Aid)、内的対話) を繰り返して、新しい行動の進展を具体的に示す内的構築イメージ群を作り始めます (Vc)。この時点で、このストラテジーは「終了」 します。(なお、表記中の「m」は、直前の 4T 要素に「ついて」の反応であることを示す「Meta (メタ)」の略語です。また、本文では、上付き記号と下付き記号を表記できないので「Aid」の表記を使っています。)

以上のストラテジー表記は、あくまでも一つの例ですが、このような表記法は、ある人の内的経験をモデリングするためには非常にパワフルな方法であることが立証されてきています。

このような表記法を使い、他の人の内的経験とその構成要素の順序を明示的に表出することで、私たちは今、パブリック スピーカーの講演のうまさ、いつもポジティブでいられる人の動機付け、芸術家の創造性の生み出し方、外国語が上手な人のその言語の駆使のし方等だけでなく、スポーツ選手のピーク パフォーマンスの出し方、天才と呼ばれている人の頭の使い方までも、公式化して、他の人が短時間でその方法をモデリングできるようにまでなっています。

なお、私の意見では、NLP のこのストラテジーとサブモダリティの 2 つのモデルを使えば、人間のどのような内面的経経験のマッピング、モデル化、コード化も、実質的にすべて達成できるのではないか、と思われます。

東京第一期マスター プラクティショナー コース第三モジュールでは、同テクニックの演習参加者が、お互いに自分の行動パターンのレパートリーの一部にしたいと思う卓越した技能の「モデリング」を行いました。非常に興味深い結果が得られたのでは、と思っています。

私自身は、このテクニックのデモ演習のときに、一人の参加者の「翻訳ストラテジー」の引き出しとインストールを実演演習することになりました。これは、私の翻訳の文体は、非常に固く直訳風なのを直してください、というリクエストがコース参加者から出ていて、私が「その方向で努力します」とお茶を濁していたのすが、この参加者が「私の翻訳ストラテジーを身に付けたらどうですか?」と提案してくれたので、柔軟性を達成する意味でも、この方のストラテジーを引き出させていただきました。

デモ演習としては、個人的に興味のある領域だったので、ストラテジーとサブモダリティだけに限定するというよりも、ややコンテンツに傾いたものになりましたが、私にとっては、非常に興味深く、啓発的な体験でした。特に、この方の、翻訳するときのストラテジーとして、翻訳中の言語の文化に関連したミュージックを CD プレーヤーでかけて自分を変性意識下に置き、その言語に関連した書籍、写真集、辞書を自分の両側に置いて、その文化の雰囲気に全面的に浸りきった上で翻訳作業に取りかかる、といったプロセスは私には目新しいものでしたし、また、該当の言語の文を日本語に訳すときは、3 つ程度の可能性から 1 つを選ぶ、というストラテジーも自分に取り入れてもよい、と思ったものでした。

このように、ある分野に非常に長けた人がいる場合、その人が頭の中で何をしているのかを明示化、公式化して、他の人が短時間でそのプロセスを「複製」できるようにできるように、その人の卓越した行動パターンをモデリングすることが、ストラテジーの引き出しとインストールの目的です。

なお、私は、過去 10 年間、英文和訳のコンピュータ関連のローカライゼーション翻訳にも従事してきていますが (この翻訳分野は、最も正確で最も速い仕事のできる翻訳家が従事する分野です)、この分野で普通の翻訳家の 3 倍以上の仕事を片手一本でしてきています。3 年ほど前には、3 ヶ月で 45 万ワード (1000 ページ以上) という驚異的な量の翻訳をこなせたほどの実力を付けています。これは、もちろん、もともと好きだった語学の領域での学習過程を NLP を使って極限まで加速化した結果でしたが、このように「まず NLP を自分で試してみて、『天才』になることを確かめた後でしか、NLP を他の人に教えることはできないし、教えてはいけない」という私自身の方針に従ったものでした。

この翻訳学習加速のプロセスの中で、片手で「普通人」の翻訳の数倍の速度と極限的な精度を達成するために、私は、自分の独自の翻訳法 (簡単に言うと、「いかにすればキーボード入力の回数を減らし、かつ同じ単語を首尾一貫して訳せるか」についての方法ですが) を編み出す必要があったわけですが、その方法論では、必然的に「直訳」しか生み出せないものでした。

ということですので、私の独自の加速翻訳法では、「無味乾燥な直訳」が生み出されがちですが、今後、それを自分で校正するとき等に、新たに今回他の方から引き出すことのできた卓越した翻訳ストラテジーを、できるかぎりにおいて、取り入れたいとは思っています。

さらに、私は、「ストラテジーの引き出しとインストール」は非常に重要なテクニックなので、マスター プラクティショナー コース最終日のコース参加者の査定演習課題として、このテクニックを各人に実演していただきたいと、現在考えています。その際には、私自身が、被験者となって、私の語学学習ストラテジーを各人にモデリングしていただきたいと考えています。


3. 意識的モデリングと無意識的モデリング

上記の項目では、ストラテジーの引き出しとインストールは、ある分野に非常に長けた人がいる場合、その人が頭の中で何をしているのかを明示化、公式化して、他の人が短時間でそのプロセスを「複製」できるように、その人の卓越した行動パターンをモデリングすること、と定義されました。

一方で、本メルマガの第 23 号の「6. モデリングについて」の項目で、私は以下のように書きました。

「グリンダー氏によれば、『モデリング』とは、DTI (ディープ トランス アイデンティフィケーション) の技法でモデラーが自分自身を深い変性意識状態に置き、たとえば、声帯模写者や俳優を模倣して身のこなし方や喋り方も本人になりきるコメディアンのように、モデリング対象者になりきることで、その人のパフォーマンスを完全に再製することを意味します。これは狭義のモデリングとして『Modeling』と表記できるかと思います。

他方、さらに広義のモデリングも存在し、これは『modeling』と表記できると思います。これは、必ずしも、DTI (ディープ トランス アイデンティフィケーション) の状態でモデリング対象者になりきることを意味するのではなく、ある人の考え方または行動のし方の『一部』をパターン化または公式化して、他の人が該当のパターンを再製できるようにすること、を意味するかと思います。おそらく、グリンダー氏は、この modeling を NLP モデリングの中には含めないものと思われます。

この Modeling の定義に基づけば、グリンダー氏の『私の見るところ、20 年前に私とバンドラーが NLP を創始した後、どうも 「NLP の (他の分野への) 適用」というものだけが存在してきているようで、私は個人的には、20 年前の私とバンドラーが行ったような努力 [すなわち、DTI を使った Modeling 作業] をして、新しいものをクリエートする NLP 実践者が新たに出てこないかぎり、NLP は今後徐々に衰退していって、20 年~30 年後にはやがては消滅してしまう可能性があると思っています』という危惧は、理解できます。」

私は、このように大文字と小文字のモデリングの区別を提言しましたが、このニュアンスは日本語では反映されづらいと思っていましたが、今回のマスター プラクティショナー コース モジュールのストラテジーのデモ演習を通じて、「意識的モデリング」と「無意識的モデリング」の区別をすることが可能であることに思い当たりました。

すなわち、ストラテジーの引き出しとインストールは、意識的モデリングのことであり、これは小文字の「modeling」に対応しています。一方で無意識的モデリングは DTI を使う大文字の「Modeling」と対応していて、これが、グリンダー氏がモデリングとして認める唯一の形態です。(私の立場は、意識的モデリングも「プチ モデリング」として、それなりの正当な価値はある、というものです。)


4. 天才のモデリング

私が 1988 年に初めてロンドンで参加したジョン グリンダー氏とジュディス ディロージャ女史のワークショップのタイトルは「天才のための必要条件」で、また、グリンダー氏の最近のメッセージにも、「NLP は、まさしく『天才と平均的パーフォーマーの差異を作り出す差異』に関する研究」であると書かれています。

このように、少なくとも共同創始者の一人は、NLP は天才を生み出すための (モデリングの) 方法論と考えてきていて、私自身も、上述したように、NLP を通じて語学等の分野で自分を「天才」にしてきていますが、同じく1988 年当時、ロバート ディルツを英国に招聘した英人プロモータに「一緒に天才を増やして生きましょう」ともちかけたとき、「いや、私は、普通の人を助けることに興味があって、天才には興味がありません」と言われて、非常に失望した記憶があります。

ちなみに、語学の分野で、該当の人が該当の言語の達人になったかどうかを見極める判断基準は、その人が理解できない文章に出会ったとき、理解できないのは自分の読解力がまだ足りないのかまたはその文章自体が「誤形成」なのかを的確に言えること、と考えています。

この判断基準は、コンテンツは変わったとしても、他のどの分野でも、達人かどうかについて適用できる、と思われます。


5. 「基本に戻れ、ルーツに戻れ」

NLP テクニックの中でも、「ラポール」、特に「呼吸ペーシングに基づいたラポール」が、きわめてパワフルであるように思われることは、「NLP は常に発展していて、いまだに新しいテクニックが開発されているのですか?」等と質問することで、非常にテクニカルな面を重視しようとする NLP ピアが多い事実と対照的で、非常に興味深いです。

すなわち、私は、自分なりに、英語の「話/聞/読/書」の 4 つの総合力では、誰にも負けないであろう 、というほどまで、NLP を通じて英語力をマスターしてきていますが (4 つの一つ一つの領域では、誰にも負けない、と言えないかもしれませんが。ちなみに、一番自信があるのは英語を書く能力です)、これだけ英語力をマスターしてきていても、一番難しい文法の領域は、(関係代名詞の使い方でも、仮定法の使い方でもなく) 英語学習の初心者が学ぶ「冠詞の使い方」です。

私自身、英語の冠詞を適切に使えるようになった者は、英語学習を完全征服した、と言い切っていいとまで思っています。

このように、やはり、どの学習分野でも、基本とルーツは絶対的に重要で、基本をマスターしていないNLP ピアは、非常にテクニカルな上級テクニックについてとやかく言う資格はない、と私は考えています。

そして、NLP の基本中の基本は、対人コミュニケーションについては「ラポール」であり、内面コミュニケーションについては「アンカーリング」である、と私は主張してきています。おそらく、すべてラポールとアンカーリングで始まり、ラポールとアンカーリングで終わる、と言い切れます。

特に、ラポールについては、高い知覚の鋭敏性を要求する「カリブレーション」 (カリブレーション力もないのに、複雑な NLP テクニックを云々するのは邪道です) と「呼吸ペーシングに基づいたラポール」がキーワードとなります。

呼吸ペーシングについては、地下鉄等で前に座っている人が、冬で厚着をしていても、変性意識に入ることができれば、列車の動き自体を「フィルター アウト」しながら、的確に見ることは可能です。(この「ゾーン」と呼ばれる変性意識の状態は、調子のいい野球選手がボールを打つとき、ボールが止まって見えた、と表現する場合と密接な関係があります。)

NLP の上級に行けば行くほど、基本テクニックが最重要になるという図式は、本メルマガの第 5 号の「フラクタル」の項目の内容と密接につながっています。以下に該当部分を引用します。

「学習加速化の観点から見ると、フラクタルのコンセプトによって、なぜ短時間で容易に学ぶことが可能な人がいる一方で、学習速度が遅い人もいるのかの原因を解明できるかもしれず、また、学習プロセスを加速することにおいて支援になるかもしれないという点において、フラクタル モデルは大きな意味合いと可能性をもっています。

たとえば、上記で、0% から 60% までの学習進歩を遂げる初心者のテニス プレーヤーと 99% から 99.9% までの進歩を遂げるトップのテニス プレーヤーに関して、両者とも同じ量の努力とエネルギーが必要かもしれないと示唆されましたが、このことは、以下のリンクのページにあるフラクタル図 (「3. フラクタル 図 その 2」) を見ると、比喩的に理解ができます。

http://www.creativity.co.uk/creativity/jp/magazine/library/diagram.htm#fractal2

すなわち、この図の一番下のレベルでは、一回の処理で非常に大きな (粗野な) 変化を達成することができますが、一番上のレベルでは同じフラクタル処理をし てもごく小さな (極微の) 変化しか達成できません。

また、この際、この図の各レベルにおける変化は規模は違っても、風船を膨らませたときに始めに風船上に書いていた字がそのまま同じまま大きくなっていくよ うに、パターン自体はまったく変わらずにいます。このことは、同じ基礎パターン、すなわち、同じ基本的なテニスのラケットの振り方が、初心者のレベルでも上級者のレベルでも、同じように繰り返される必要があることがわかります。」


6. TD サーチ

「TD サーチ」は、NLP の基本コンセプトの一つですが、これまで私は私の各資格コースで明示的に説明してきていなかったようなので、以下に説明します。

「TD サーチ (Transderivational Search、横断派生検索)」は、NLP 用語の一つで、人工コンピュータが、一定の問題入力時に、その問題によって与えられた条件を満たさない他のすべての代替選択肢を連続的に排除していった後、最後に残った選択肢を解として選択する際に行う検索と等価と見なされる、人間の脳の機能の一つと定義されます。

すなわち、アンカーリングのプロセスを引き起こす外的要素 (NLP 用語で言うアンカー) がある個人に特定の内的経験 (すなわち、特定の 4Ti) を生み出すとき、コンピュータのプロセスに似た TD サーチのプロセスがその人の脳の中で起っていると見なされます。たとえば、自分の記憶に保存されている一定数の視覚イメージを 1 枚 1 枚連続的にチェックしながら、「今ここ」で起こっていることに似た子供のときの記憶を選んで思い出すときに、TD サーチが視覚的に行われます。 または、自身自身の指で織物を触りながらチェックして、その品質を特定しようとしているときに、これが触覚的に行われます。通常、TD サーチの全部分は、検索の最終的な「解」として意識に上る経験 (4Ti) 以外は、ほとんどすべては無意識のままとどまります。

注記: さらにカバーすべき題材がいくつかあるのですが、これらについての考察は、近日中に発行を予定している次号のメルマガに回したいと思っています。

作成 2023/10/24