以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 96号 (2016.11.26 刊) からの抜粋引用です。

* * * * * * *

今回の「新編第 96 号」のメルマガでは、以下のトピックがカバーされています。極めて重要な事項も含まれているかと思います。

1.裏の隠秘学の世界は日常生活に隠れている?
2.「NLP 学習必携バイブル」ビデオ北岡完全解説 FAQ

/////////////////////////////

1.裏の隠秘学の世界は日常生活に隠れている?

最近、非常に興味深い発見をしたので、本紙でシェアしたいと思いました。

先日、ある私鉄の駅のプラットホームで電車を待っているとき、ふと、線路沿いの美容室? の建物の壁にある時計に「ある異常」があるのに気づいたのですが、最初何かわからなかったのですが、よく見てみると、文字盤が逆で、時計の針も逆に回っていることに気づきました (!)。

時計の文字盤が左右逆転になっているのならまだわかるのですが、「1」から「12」までの文字自体は正常表示でした (!)。

数字の表示のされ方、針の回り方については、私が撮った写真を見ていただきたいのですが、実は、私は、二十代の後半から 30 年以上腕時計を身につけたことが「一度もない」人なのですが (これには、もちろん、「ポリシー」があります)、この「逆回転腕時計」なら身に付けてもいい、いやむしろ身に付けるべきだ、と思い、帰宅してネットで調べたら、廉価版の逆回転腕時計が販売されていたので、早速購入して、それ以来、ずっと身に付けています。

なぜここまで私が逆回転時計にはまったかと言うと、「哲学的理由」があります。簡単に言うと、以下の通りです。

1) 私は、元来的に「ヒッピー」なので、大多数の人々が慣例的に認めて、受け入れているだけの「単なる」「取り決め」に従う気持ちはあまりない。

2) 人々が受け入れている「慣例」、「常識」の裏には、それと真っ向から対立していて、「同じだけの妥当性」があるもう一つの「取り決め」が存在している (これは、「現象界の表の世界には隠れた原理原則の裏の世界がある」ということです)。

3) 人々には、「慣例」、「常識」、「コンセンサス」を受け入れる自由はあるが、受け入れているフレームはあくまでも「恣意的」で、本来的には相対的であることを認識しておくべきである (これは、人間は、たまたま日本語環境で育ったり、英語環境で育ったりしますが、日本語も英語も、結局は「相対的である」ということです)。

4) 「裏の世界」を知った上で、あえて「表の世界」を選択して、その世界に生きることと、「表の世界」しか知らないままその世界に生きることには、「雲泥の差」があり、後者には自由はない (実は、このことは、私がいつも言ってきている「悟りの世界を 24 時間の日常世界で達成し続ける可能性」と密接に関連しています)。

5) 私は、「隠れた裏の世界」の方が好きだが、だからと言って、「表の世界」を信じている人々が常識だと思っていることを否定、破壊するつもりはなく (笑)、「表と裏の世界の信奉者」が、お互い「共存」していくことは可能と考えている (あくまでも、自分が嗜好していることを個人的に楽しんでいるだけで、その世界観を共有できる人々を探しているだけだ、ということです)。

以上が、最近私がした極めて刺激と洞察に富んだ発見ですが、興味深いと思われる方々がいればうれしい、と思った次第です。

ちなみに、最近、このような独特な「北岡ワールド」を理解するための『北岡用語解説集』を毎日のように新規更新しています。

https://www.office-kitaoka.co.jp/office-kitaoka/kitaokataiten/new_glossary/

興味があれば、閲覧してみてください。

(編集後記: このトピックについて、私が特に興味深いと思うのは、現在の時計回りの方向を決めたのは、時計を発明した人々だったかと思いますが、もしかりに当初逆回りの「取り決め」がなされていたら、おそらく、その後の世界の歴史はまったく変わっていたでしょうし、そもそも私も、この文章を読んでいるあなたも生まれていないだろう、ということです。

たとえば、現代社会において、会社等の運営の大前提になっている 1 年 12 ヶ月 52 週、(七) 曜日制のシステムにしても、同じように、もともとはまったく恣意的だった取り決めが「慣例」、「常識」、「コンセンサス」になっているだけです。

ということは、「現実が取り決めを作る」のではなく、「取り決めが現実を作っている」と見るべきで、ここに、私が言う「現実の仮想現実化」の根拠があります。)

/////////////////////////////

2.「NLP 学習必携バイブル」ビデオ北岡完全解説 FAQ

現在、「新北岡遇辺メルマガ」で「NLP 学習必携バイブル ビデオ北岡完全解説 FAQ」が掲載されています。

同メルマガの最新号では、 「ビデオ北岡完全解説 FAQ その三」が紹介されています。

「完全解説 FAQ その三」では、「NLP 学習必携バイブル」ワーク収録ビデオの「一日目パート1」の完全解説がなされています。普通は、トレーナー育成のための講義でしか言及しない、かなりテクニカル的な解説も含まれていますので、本北岡完全解説の価値は、かなり高いものになると思っています。

「NLP 学習必携バイブル ビデオ北岡完全解説 FAQ」に興味のある方は、以下のページから無料購読登録をしてくだい。

http://www.guhen.jp

作成 2023/2/4