以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 90号 (2016.10.23 刊) からの抜粋引用です。
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今回の「新編第 90 号」のメルマガでは、以下のトピックがカバーされています。 極めて重要な事項も含まれているかと思います。
1.「完全リミッター解除」ワーク FAQ
2.「NLP 学習必携バイブル:完全リミッター解除ワーク」ビデオ動画販売情報
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1.「完全リミッター解除」ワーク後 FAQ
10/1 & 10/2 に開講された「完全リミッター解除ワーク二日間」ワークについて、ワーク後にあった質疑応答を「ワーク後FAQ」として掲載させていただきたいと思いました。
Q1: 先号のメルマガで、6 分間の「NLP 学習必携バイブル『究極のリミッター解除ワーク』プレビュー版」 (予告編) の情報が提供されたので、閲覧してみましたが、非常に興味深いと思いました。
何か追加のコメントがありますか?
A1: そうですね、この予告編動画は、以下の「クローズド会員制クラブ」で、限定公開の形で可能な閲覧情報が提供されていますが、
私が、この「業界打ち止めワーク」をどれだけ熱い思いで開講しているかの一部が伝わるような予告編になっているかとは思います。
この中で、私は、「実際の現場に行く前の予行演習」、「実際の現場」、「実際の現場から離れた後の記憶の書き換え」について語っていて、「ウサイン ボルトが『予行演習』時で 100m 9.9 秒を出して、 『記憶の書き換え』時に 9.9 秒を出せるのに、『実際の現場 (レース)』で 11 秒だった、というのはありえないです。このレベルの人々は、『実際の現場』で命をかけています」という極めて辛辣な比喩を提示させていただいていますが、この比喩の中に、「現実を仮想現実化できていなくて、頭の中にはありとあらゆる想像と妄想があって (= 仮想現実を現実化している、と言ってもいいのかもしれません)、結局は何の行動も起こせないでいる人 (耳年増)」と「現実を仮想現実化できていて、それゆえにこそ、実際に行動を起こして、現実をどんどん変えていける人 (現実変革者)」の対比が示されているのでは、と思います。
上記の「ウサイン ボルトが『予行演習』時で 100m 9.9 秒を出して、 『記憶の書き換え』時に 9.9 秒を出せるのに、『実際の現場 (レース)』で 11 秒だった、というのはありえないです」の比喩で思いついたのは、私が英国滞在時代に通訳をしていたことです。
通訳業務は、もちろん、「実際の現場」のパフォーマンスがすべてで、現場では、自分が知っている左脳的知識 (構文、文法、熟語、単語の意味と発音等) をすべて駆使した「上」で、カリブレーションしながら、相手の表情に応じて自分の言い方をリアルタイムで変え、右脳的な「実際の体験の場」で微調整し続けていく、必要があります。
これが、「現実を仮想現実化できていて、現実を作っていける人」の醍醐味であって、この醍醐味が理解できない「耳年増」の方々は、「予行演習」時に完璧な準備運動をして、「記憶の書き換え」時に完璧なプログラミング変更をしておけば、「唯一生きた瞬間」である「実際の現場」で、自分は、「完璧なロボット人間」として、何も考えなくても、完璧なパフォーマンスが自動的に発揮し続けることができるという、ありえない「夢物語」の中に住んでいるようです。なぜこの人たちは、「唯一『生きた現実』である『今ここ』の瞬間」をミスし続けていくのでしょうか? (これと比べると、100m を 9.9 秒で走ろうとして、苦しい練習をし続けているウサイン ボルトの方がよっぽど「現実主義者」であるように思えます (笑) )。
また、翻訳に関しても、同じようなメカニズムが当てはまっていますが、リアルタイムに対応すべき相手の人間が目の前にいないので、「生きた瞬間での勝負」の醍醐味は、比較的少なくなります。ただ、翻訳の場合は、その分、自分の世界地図とは違う他人の世界地図のコンテンツを、いっさい「我を捨てて」、そのまま他の言語で再表現する必要があるという意味では、「守破離」の「守」の段階の最強のモデリング方法になります。
私は、1988 年にグリンダー氏から直接トレーニングを受けたときに、本格的に NLP を学び始めましたが、ちょうどその頃から 2001 年に帰国するまで、英国ロンドン市で翻訳と通訳の業務に従事していましたが、上記の「生きた瞬間での勝負」の醍醐味 (通訳の場合) と「守破離」の「守」の段階の最強のモデリング (翻訳の場合) の「徹底的な自己適用訓練」を、NLP 演習の自己適用と同時に行い続けたことが、その頃私が幼少期から苛まされていた「蟻地獄」からの完全脱出に成功した事実の大きな要因になっていたのでは、と、今思えます。
編集後記 1: 本草稿を書き終えてから気づいたことですが、もしかしたら、私は、英国滞在時代に、通訳業務をしながら、「生きた瞬間での勝負」の醍醐味を味わい続けることで「現実の仮想現実化」の徹底的訓練を行い、同時に、翻訳業務をしながら、「守破離」の「守」の段階の最強のモデリングをし続けることで「扁桃核を『快」にした上での自己適用」の徹底化を図っていたのではないか、ということに思い当たりました。
もしこのことが実際に私に起こったことであるなら、私は、(興味のない、他の人の頭の中に入っていって、そのくそ面白くない世界地図を他の言語に置き換えるだけという) 実につまらない苦行そのもののような作業を続けるという、生活していくために私に必要だった生業を、(NLP が効果的であるための「現実の仮想現実化」と「できていない扁桃体を『快』にした上での自己適用」という二条件を満たすという) 自分の「個人的な目的」のために (かなり狡猾に!) 最大限に活用していた、ということになります (笑)。
以上の個人的な私の過去の仕事についての「告白」は、たとえ、今自分の本来従事したい仕事につけていなかったとしても、人間は、物の考え方一つで、自分の最終目的を達成する方向に行けるように、毎日の平凡な反復的ルーティン ワークを活用できる、ということを示すための一例として、させていただきました。
Q2: 北岡先生が「業界打ち止めワーク」を開講され、「立つ鳥後を濁さない」形で、ワークの動画を廉価販売されることは、私は個人的には、とてもいいことだと思いますが、「後に残された業界の人々」は、その後は、先生のワークに触れることはできなくなるのでしょうか?
A2: 私は、「NLP 学習必携バイブル」として、「究極のリミッター解除ワーク」の動画を「業界への遺産」として残すつもりでいますが、この「NLP の学習のための基本中の基本」さえ身につけることができたら、究極的には、たとえ「質の悪い先生」から NLP を学んでも、そういう先生を超えていくことは、非常に容易になるだろう、と思っています (笑) (「NLP の学習のための基本中の基本」が身についていなければ、自己啓発難民であり続けるだけだろう、と思います)。
ただ、私自身のワークとなれば、本や無料および有料閲覧が可能な動画で私のノウハウに触れることも可能でしょうし、個人セッションの受講も、費用対効果が極めて高くなる手段となると思います。
このことにつきましては、「NLP 学習必携バイブル」の購入者の方々お一人お一人に、必要に応じて、メールでテイラーメイドの助言をさせていただきたいと思っているところです。
編集後記 2: 上記の内容は、「新北岡遇辺メルマガ」の新号で紹介されている内容を引用したものです。「新北岡遇辺メルマガ」の購読に興味のある方は、以下の無料購読登録サイトで登録してください。
「新北岡遇辺メルマガ」無料登録ページ: http://www.guhen.jp
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2.「NLP 学習必携バイブル:完全リミッター解除ワーク」ビデオ動画販売情報
現在、今回の「完全リミッター解除ワーク二日間」ビデオ動画化の作業が続いています。完成まで後もう少し時間がかかる予定です。
これまでの号のメルマガでもお伝えしましたが、今回の「完全リミッター解除ワーク二日間」ビデオ動画化の商品は、「北岡、ついに気が狂ったか」と思われるほどの超廉価版として、期間限定の特別キャンペーン価格で販売いたします。
現時点では、今月 25 日の朝から 31 日の深夜までの 1 週間の期間限定の「超廉価販売特別キャンペーン」を行わせいただきたいと考えています (本キャンペーンのビデオ販売本数も限定するつもりでいます)。恩典もつく予定です。
ビデオ商品の正式販売開始日は 11 月 1 日となる予定です。
なお、この「完全リミッター解除ワーク二日間」のビデオ動画化商品の販売に関する詳細情報は、「クローズド会員制クラブ」でのみ提供されます。
「クローズド会員制クラブ」無料登録ページ: http://www.guhen.jp
作成 2023/1/29