以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 87号 (2016.10.8 刊) からの抜粋引用です。
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今回は、以下のトピックがカバーされています。 極めて重要な事項も含まれているかと思います。
1.「完全リミッター解除」ワーク後の参加者との質疑応答
2.「北岡 NLP 業界最後の打ち止め『完全リミッター解除』ワーク」ビデオ動画化される?
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1.「完全リミッター解除」ワーク後の参加者との質疑応答
私の「NLP 業界打ち止め」ワークの「完全リミッター解除:成功哲学者になるための必要条件」ワーク が 10 月 1 日と 2 日に東京で開催されました。
私としては、「ありえない世界を垣間見る」ことができる「異次元のワーク」ができたのでは、と自負しています。
ワークに参加された方々には、心から感謝いたします。
ワーク後に、「北岡はまたワークをやるだろう」と思われて、今回ワーク参加を見送った方もいらっしゃった、ともお聞きしましたが、今後、私は、業界内で再度ワークすることはないです。業界外で完全クローズドのワークを開講する可能性は否定できないですが、9 月に開講した「クリエイティブ ピープル向けのクローズド ワーク」がそうであったように、あえて NLP 業界に向けて告知することはないと思います。
また、業界ではワークをしない、という私の決意は、下で述べているように、今回のワークで「永遠に立つ鳥後を濁さず」の「決定的なケジメ」をつけておきたかったという私の強い思いとも繋がっています。
ということなのですが、今回の私の業界最後のワークの意味合いについて、ワーク参加者の一人 (私が認定したトレーナーの方です) と、ワーク後に、興味深いメールの交信をしましたので、ワークの雰囲気をお伝えする意味も込めて、以下に、この方とのメール交信を編集引用させていただきます (ご本人の了解を得ています)。
ちなみに、この方は、講義中、今回二日間で伝授された「RPG ゲーム」と「Meta Meta Work」は、北岡ワークを学んでからはずっと娑婆で実行できてきている、とおっしゃっていました。ということは、「北岡のモデリングができていた (北岡ワークの意図が理解できていた)」ということを意味しています。
以上を背景にして、この方に以下のコメントを求めてみました。
北岡コメント:もしよろしかったら、「今回のワーク以前の泰典ワーク」と「今回の遇辺ワーク」の違いについて、コメントをいただけますか?
参加者コメント:元々、無意識「チャン」とは奇跡的なエレガントさでラポールを取られていましたが、今回のワークでは、意識「クン」からの視点が増していました。
だからこそ、想定通りに行動できない誤作動は「無意識チャンからのイヤガラセなんですよ!」というウィットに富んだ表現が出てきたんだと思います。
以前なら、「無意識チャンに過去の記憶という腐った干草ばかり与えて、今ここの新鮮なレタスをあげていないから、ヘソ曲げちゃって」くらいの表現で、(そりゃヘソも曲げるよね?と、思わせるような)無意識チャン寄りの表現でした。
なぜグーヘンにこういう変化が起きているか推察しますと、やはり、仮想現実とはいえ、現象界での「成果」=大化け、に完全にコミットなさったからかもしれません。
NLPのトレーニング自体は2012年で打ち止めして、「なぜにワークにおける大きな無意識の変化が、現象界で意識も認識可能なほどの『大化け』につながらないのか?」
このことにのみ集中してこられたのでしょうね。ご自身にも、クライアントさんにも。
だからこそ生まれた今回のワークであり、「NLPを超えてもいい」という覚悟さえ感じました。
ちなみにですが、以前は「大いなる勘違い」をしようという中で、「ワークでなんでも超えられる」という風に(こちらで勝手に)解釈していました。
だから、超えられないもの(超えようとしなくていいもの)を超えようと、おかしな設定でワークをしてしまい、無意識チャンに誤作動させて、意識としては、いくらワークしても効果ないじゃん!と認識して、NLPから離れていった人もいるかもしれませんね。
グーヘンは、別にご自身の身体的麻痺をワークで治そうとはされていない(ように私には見えます)ので、そんなものは言語化するまでもないのですが。
(超えられるのに超えられないと勘違いして発揮できていない)自分本来の可能性の最大限を引き出そうという「大いなる勘違い」ではなく、(超えられないものをわざわざ超えようとする)「残念な勘違い」が発生していたのかもしれませんね。
北岡コメント:このコメントは、実に興味深いですね。
「(超えられないものをわざわざ超えようとする)残念な勘違い」をする人は、正直、「単なるあほ」だと思います。
スーパーマンになれない、即超人になれないからといって、NLP を離れていくというのは、単なる「羽の生えたピヨピヨ系」で、夢見ることだけが得意な (そして、仮想現実を自ら変えていこうとしない) 真の自己啓発難民、ですね。
私がいつも言っている「5 つの北岡の天才性」の領域 (注:語学、精神世界、NLP、片手でのコンピュータ操作、プリゼン) を見てもらえたら一目瞭然ですが、すべて「現実的」な領域です。
そんなことは、改めて聞かれたら、「言わずもがな」のことです。なんでそこまで手取り足取り明示化する必要があるのか、私にはわかりません。
(「自然形の例」として、私の「5 つの天才性の領域」をモデリングしたら (= 意図を探ったら)、自ずとわかることです。)
ちなみに、先の「(超えられないものをわざわざ超えようとする)残念な勘違い」の例を挙げていただけませんか?
参加者コメント:「日本人に生まれたのに、日本人じゃなくす」とか、「落ちた試験に合格してたことにする」とか、ですね。
北岡コメント:これらを (正当な)「大いなる勘違い」の対象にしていたとなると、もう「救いようがない」ですね。
無意識ちゃんによって、駅のホームから列車に向かって落とされなくてよかったですね、くらいに考えるべきほどのレベルのことですね。
「大いなる勘違い」が、もともともつべき正当な勘違いかどうかの判断基準は、その大いなる勘違いを達成するための方法論を明示化できるかどうか、によっているように思われます。方法論がいっさい明示化できない場合は、単なる、奇妙奇天烈な、「『ピヨピヨ系』の妄想」で、「(超えられないものをわざわざ超えようとする)残念な勘違い」である一方で、自分なりに方法論を明示化できると思える場合は (目的達成のための行動の実践がともなってくるので)、「もつべきことが正当化される大いなる勘違い」である、と結論づけてもいいように思われます。
編集後記: 上記の内容は、「新北岡遇辺メルマガ」の新号で紹介されている質疑応答を抜粋紹介したものです。フルバージョンの質疑応答に興味のある方は、以下の無料購読登録サイトで登録してください。
「新北岡遇辺メルマガ」無料登録ページ: http://www.guhen.jp
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2.「北岡 NLP 業界最後の打ち止め『完全リミッター解除』ワーク」ビデオ動画化される?
上記で、私の「NLP 業界打ち止め」ワークの「完全リミッター解除:成功哲学者になるための必要条件」ワークが開催され、今後、私は、業界内で再度ワークすることはない、ということが示唆されましたが、一部の方々から、「業界打ち止めワークであったのであれば、このワークをビデオ動画化し、販売する予定はないのですか?」という質問を受けました。
私としては、今回のワークが業界最後のワークであり、かつ、NLP なり自己啓発系なりの方法論を学ぶ際に絶対必要な「現実の仮想現実化」と「扁桃体を快にした上での演習の自己適用」が可能になる「奇跡的」なノウハウが紹介されているので、「業界を永遠に立つ鳥」としては、むしろ、この「必携バイブル ワーク」を私の「遺産」として、業界内に残すことが私の使命ではないか、と考え始めています。
この二日間のワークのノウハウによって「救われる方々」が多くいらっしゃるはずであるとは信じていますが、ただ、一点、二日目の「Meta Meta Work」の「認識論的基盤」となっている「『人間が神になる構造』をモデリングしたビジュアル プリゼン」というタイトルの「奥義中の奥義」の動画を公表すべきかどうか、は、正直、今なお迷っています。
ただ、この 11 分の秘儀動画で解説されている認識論メカニズムが理解できなければ、「扁桃体を快にした上での演習の自己適用」が可能になる「Meta Meta Work」の意味合いがそもそもなりたたないので、「公開やむなし」という結論には達するであろう、と考えています (この最終決定の唯一の救いは、情報公開は、「クローズド会員制クラブ」の中だけで行われる、という事実です)。
以上を前提にしてなのですが、今回の「完全リミッター解除ワーク二日間」ビデオ動画化の商品は、「クローズド会員制クラブ」会員に対してのみ販売する予定ですので、興味のある方は、このクラブの無料会員登録をしていただけるようお願いいたします。
現在までに、動画化作業の指示をスタッフに出しましたので、約 10 日程度で商品化のメドがつくかとは思います。その時点で、最終的な商品情報を提供させていただきたいと思っています。乞うご期待ください。
作成 2023/1/26