以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 86号 (2016.9.28 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、以下のトピックがカバーされています。FAQ に、極めて重要な事項も含まれているかと思います。

1.「完全リミッター解除」ワーク FAQ その七

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1.「完全リミッター解除」ワーク FAQ その七

以下に、「完全リミッター解除」ワーク FAQ を続けさせていただきます。

Q18: 今回の「完全リミッター解除」ワークは、私には難しくないでしょうか? 本ワークの受講参加者には恩典はないのでしょうか?

A18: これらは、同じ質問者からの質問です。

本ワークの難易度についてですが、実際のワークに参加される場合、臨場感があるので、たとえば、ビデオ動画で間接的に私のワークを閲覧するよりずっと理解度が上がります。また、私が若い頃陥っていたような「蟻地獄」 (「呪われた二重拘束 (悪循環)」) から真摯に「どうしても脱出したい」と思っている方なら、「秘伝ノウハウ伝授」の場となるワークですので、個人的には、実際のワーク参加を強くお勧めいたします。

また、本ワークの受講参加者の恩典についてですが、このことにつきましては複数の方からも同じ質問を受けていて、現在、ぜひとも本ワークを一人でも多くの方に受講していただきたいと思っていますので、「少なくとも」「受講参加費分に相当する恩典」を参加者に提供させていただく方向で調整中です。

現時点では、まだ若干の空席がありますので、「迷っている方」には、以上を参考にしていただけたらと思います。

Q19: 最近、Dr ジョン ディマティーニ氏に会われたとお聞きしました。

A18: そうですね、先日、ディマティーニ氏が来日されていたとき、同氏の日本人プロモータの岩元貴久氏の紹介で同氏と短時間お話をする機会がありました。

ディマティーニ氏も、バンドラー氏を含め、NLP の創始時に関与していたトレーナーと親しかった、という意味もあって、私が過去「NLP 四天王」から直接トレーニングを受けた、とお伝えしたら、「彼らは、『the very best of the best』ですよね」という、NLP 業界での「絶対的基準」をもっている人なら到達するのが当然と私が考えているコメントをいただいたことが、非常にうれしかったです。

同氏も、日本の自己啓発・NLP 業界のことをある程度以上ご存知のようで、「通常、NLP がどのように歴史的に生まれ、発展してきたかのバックグラウンド情報をもっていない人が多すぎますよね」という意味のことを言われたので、私は、自著の CD-ROM ブック『CYBERBOOK: 悟りのための統合的認識論』を謹呈させていただいたのですが、非常に強い興味をもたれていました。

また、実は、私は、ディマティーニ氏のイブニング ワークに参加しましたが、そこでファリシテータとしての岩元氏が紹介されたデモ演習が、極めて興味深く、意味があったので、ここで紹介させていただきたいと思いました。

岩元氏は、「人間には物理的に行うことが不可能なことがあるが、それが不可能であるということは、『実際に』そのことをやってみるまでは不可能であるかどうかはわからない」ことを証明する目的で、一人のデモ被験者を、壇上近くの壁の脇に直立で立たせ、壁側の手を上に挙げさせ、挙げた手の側の体の側面を壁にぴったりと接触させました。その上で、反対側の足を外側に向かって持ち上げるように指示したところ、被験者は「できません」と言いました (!)。

会場の参加者は、驚き、「本当かな?」というふうに思ったのですが、同氏は、数名を立たせ、机と机の間の空間で、直立させ、片手を上に挙げさせ、挙げた手の側の体の側面をピンと伸ばさせて、反対側の足を外側に持ち上げるように指示したところ、全員それができました。

ここで、「今あなたは想像上でできると思っていますが、実際に壁にぴったりと接触させても、同じことができると思っていますよね」と質問されて、全員、「その通りです」と答えました。その後、実際に壇上の近くの壁に移動して、体を実際に壁にぴったりとくっつけて同じことをやった場合、体の重心の問題で、身体的、物理的に、この作業が不可能であることが体感覚的に実感できました。

参考までに、以下に、デモ演習のイラスト化を記します。

画像 URL:http://www.kitaoka.co/archives/img/impossible.jpg

私は、このデモ演習は、「頭の中でやれると思ったら、実際に『行動せずに』やれるとまったく思い込み違いしている」「耳年増」、「左脳的人間」の方々の頭の中のメカニズムを如実に表している、みごとな、グリンダー式プリゼン手順の「自然形の例」演習だと思いまいた。

また、私は、私自身の「メタマインド ワーク」は、「ノーマインド (いわば、自分ができないこと)」と「マインド (いわば、自分ができること)」の区別を明確に体で体験して、それが腑に落ちた上で、両者を止揚統合するワークです」と岩元氏に伝えたら、同氏も同意されていました。

ということで、私の実際のワーク (業界打ち止めワーク) をぜひ実体験していただきたいと思いました (笑)。

編集後記: 上記の FAQ は、「新北岡遇辺メルマガ」の新号で紹介されている FAQ を抜粋紹介したものです。フルバージョンの FAQ に興味のある方は、以下の無料購読登録サイトで登録してください。

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作成 2023/1/25