以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 83号 (2016.9.16 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、以下のトピックがカバーされています。FAQ に、極めて重要な事項も含まれているかと思います。

1.「完全リミッター解除」ワーク FAQ その四

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1.「完全リミッター解除」ワーク FAQ その四

最近の私のメルマガとワーク告知に対しては、実は、読者の方々からはほとんど質問も反応なく、その一方で、海外や地方にいらっしゃる、私を知らない新規の方々からの参加申し込みも来ているのですが、おそらく、私のメルマガの内容が「衝撃的?」で、深すぎるので、皆さん、噛み締めながら、じっくり沈思されているのか、と思わせていただきました (笑)。

ということなのですが、引き続き、読者の方々が興味深い、ためになる、と思われるであろうような FAQ 質疑応答を続けてみたいと思いました。

Q9: なぜ最後の北岡ワーク開催となるのですか?

A9: そうですね。最近のメルマガでも示唆してきているかと思いますが、私は、

i) 現実を仮想現実化できていること
ii) 「扁桃体」を快にして、演習の自己適用を楽しくて楽しくてたまらなく思うこと

の二条件を (ある程度まで、ということでもいいですが) 満たしている人しか国内の NLP 業界に来ていないと心から信じ込んでいたので、(ここ一、二年で) そうでないとわかったときは、実は、腰を抜かしました (!)。また、私の教えで、真の意味で「大化けした人」が出てきていないことに、合点がいった次第です。

ということで、私のワークが、これらの二条件を満たしている人々にいったいどれだけの効果を発揮するのかを証明するために、この業界から外に出ることを決意した次第です。

ただ、「発つ鳥後を濁さず」で、ワーク参加者が二条件を満たせるようになるようなワークを 10 月初めに開講することで、ちゃんと「けじめ」をつけてから業界から離れることにした次第です。

その意味で、同ワークが「伝説のワーク」なれば、と思っているところです。

私が業界を離れても、本メルマガは継続させる予定ではいます。私は、「業界の健全化」を心から望んでいるので、業界外からでも、VIP 思索家その他の重要な情報発信は続けさせていただきたいとは思っています。

さらに、私は、ある場所で、「私の過去のメルマガの内容は、全ページにおいて、意識的だったか無意識的だったかは別にしても、いつかは英訳されることを念頭に置きながら、『世界仕様』で書き続けて (= いっさい手を抜いていない) きています」と書かせていただきましたが、同じような意味合いで、現在は、NLP 業界外からは完全無視されているように思える (!) 私の各メルマガが、自己啓発者、成功哲学者というよりはむしろ心理学者、哲学者、認識論者、宗教学者、文化人類学者等 (つまるところ、こういう学者の方々は、必然的に「『扁桃体』を快にして、演習 [この場合は、地味な学術的研究の持続] の自己適用を楽しくて楽しくてたまらなく思う」ようになっている方々なので!) によって、広く読まれるようになることを強く望んでいるところです。

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実は、私は、上記の二つの条件に加えて、三つ目の条件として、「テロス (最高位の目的) が設定できていること」があるのではないか、と思い始めています。

私の CD-ROM ブックの『Cyberbook』の「成功のための 3 ステップ手順」のページで、私は、以下のように書かせていただいているのですが、

「『成功のための 3 ステップ手順』は、(1) 自分の『目的』 (何を達成したいか) を確定する、(2) 知覚鋭敏性を強化する、(3) 柔軟でいる、の 3 ステップから成り立っています。」

(一般公開されていないこのページを http://www.kitaoka.co/archives/cyberbook/succeed.htm に特別アップさせていただきました。)

私には、「知覚鋭敏性を強化」できていて、かつ「柔軟でいる」ことが「現実を仮想現実化できていること」に対応しているように思え、その上で、目的達成に向かって邁進することが「『扁桃体』を快にして、演習の自己適用を楽しくて楽しくてたまらなく思うこと」に対応しているように思えます。

ということで、業界で「天才/No.1/達人」になるための必要条件は

1) 自分の人生上の「目的」の確定 (これは、コマ回しでも、ひよこの雄雌の見分け方でも、昆虫標本でも、逆立ちでも、レゴ職人芸の達人になる等、業種は文字通り何でもいいので、とにかく、差し当たって何かを決めるべきです)

2) 現実を仮想現実化できていること (「知覚鋭敏性を強化」できていて、かつ「柔軟でいる」こと)

3) 「扁桃体」を快にして、演習の自己適用を楽しくて楽しくてたまらなく思うこと (目的達成に向かって邁進すること)

ということになるのかも、と思いました。

このうち、1) と 2) はともかく、一番重要なのは 3) の条件だと思います。

なぜならば、不完全ながらにも、小さなことに関して「成功のためのスパイラル ループ」さえ回し続けることができたら、そのうち、何らかの成功体験をもてるようになるので、それをもとにポジティブな経験則が蓄積されるようになり、それに応じて、1) と 2) についても、さらにさらに深い体験をもてるようになるからです。

ちなみに、「新北岡遇辺メルマガ」で紹介させていただいた日本人 VIP 思索家は、凡才から天才への移行は、段階的ではなく、一気だ、と示唆しています。このプロセスは、あるフラクタル図の描画法 (フラクタル図が描けるソフトウェアが http://www.cygnus-software.com/ からダウンロード可能です) の公式で、ずっと同じ場所で、同じような凡庸な変化しか繰り返していないのに、ある特定の「臨界点」を超えると、一気に図のデザインが突然四方八方に展開し始めて、実に興味深い模様が現れ始めることを思い出させます。

編集後記: 上記の FAQ は、「新北岡遇辺メルマガ」の新号で紹介されている FAQ を抜粋紹介したものです。フルバージョンの FAQ に興味のある方は、以下の無料購読登録サイトで登録してください。

「新北岡遇辺メルマガ」無料登録ページ: http://www.guhen.jp

作成 2023/1/22