以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 78 号 (2016.8.22 刊) からの抜粋引用です。
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今回は、以下のトピックがカバーされています。
1.「自己啓発難民からの脱却」に関する徒然考
2.「ノウハウ コレクター」から「ノウハウ実践者」への移行支援ワーク情報
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1.「自己啓発難民からの脱却」に関する徒然考
先号のメルマガと DM で、「クローズド会員制クラブ」の「新北岡遇辺メルマガ」の無料会員登録していただけるよう告知させていただきましたが、おかげさまで、数十名規模の新規登録がありました (!)。先号のメルマガのタイトルは、「『三日坊主』、『自己啓発難民』からの具体的な完全脱却法を発見!」でしたが、このタイトルが「ヒット」したのかもしれません。
一方で、最近、ある人から、巷では、「ノウハウ コレクター (収集者)」という言葉が「自己啓発難民」と同じ意味で使われてきている、という指摘を受けました。その際、「真の成功哲学者」とは、その収集したノウハウを実際に使いこなせる「ノウハウ実践者」ではないかと思ったので、今号のタイトルは「『ノウハウ コレクター』から『ノウハウ実践者』への移行支援ワーク」としてみました。
「新北岡遇辺メルマガ」については、現在、新たに第七号が発行されていて、同号では、「『ノウハウ コレクター』から『ノウハウ実践者』への移行を支援する『具体的な方法論』を示している」 VIP 思索家についての追加説明がなされていますので、まだ未登録で、興味がある方は、ぜひ「新北岡遇辺メルマガ」に無料登録していただけたらと思っています。
「新北岡遇辺メルマガ」無料会員登録サイト: http://www.guhen.jp
ちなみに、「新北岡遇辺メルマガ」の第六号では、私が解説している日本人の VIP 思索家の著書を二冊推薦させていただいていますが、これらの本を読んだ、ずっと私の個人セッションのクライアントである方から、「これらの本を読むと、エネルギーがよくなり、運もよくなりますよね。私も、突然、盗難されたと思っていた自転車が戻ってきたり、壊れたと思った家電製品が実は壊れていなかったりして、運がついてきています」という意味のことをメールで伝えられたので、以下のように伝えさせていただきました。
「実は、『自己啓発難民 (ノウハウ コレクター)』から『真の成功哲学者 (ノウハウ実践者)』に移行することは、そのような日常生活の出来事に『一喜一憂』することをはるかに超えています。
人生上、我々には、自分の身に何が起こるかわからないので、『人生上、たとえ他の誰でも最悪だと思うことが自分の身に起こっても、無条件に「自分は運がいい」と言える自分になっているか』が、最大の課題になります (たとえばですが、乙武洋匡さんのような方は、自分の身体的条件を『ラッキー』と思え、ドーパミンが出まくっているらしく、また、エベレスト級の山をいくつも制覇した登山家がいて、ある山で遭難し、凍傷で手足の指を親指以外すべて失った後も、『遭難した山を再制覇することに興奮で身震いしている』ということらしいのですが、『真の意味で、運がいい人』とは、こういう人のことを言うと思います)。
たとえ日常生活のレベルでいいことが起こっても、いつかはその逆の悪いことが起こることは必須です。それが人生です。いいことをだけを求める一元論は、実は必ず (「しっぺ返し」としての) 二元論を前提にしています。我々が向かうべき方向は、あくまでも、二元論を超えた世界です。
『真の成功哲学者 (ノウハウ実践者)』は、二元論を超えた世界に生きていて、二元論のどちらに触れても、『万事塞翁が馬』の境地で、一喜一憂しなくなります。」
さらに、この方は、該当の VIP 思索家の本について、「ちょっと私には物足りないというのも本音です」というメッセージを送ってきたのですが、ご本人が現在、「自己啓発難民 (ノウハウ コレクター)」から「真の成功哲学者 (ノウハウ実践者)」に移行しようと試行錯誤されている最中で、私としては、その移行を可能にする「おそらく唯一の方法論」が示されている書籍を推薦させていただいたつもりだったので、「物足りない」という反応にはかなり驚き、以下のコメントを送らせていただきました。
「まことに申し訳ないのですが、いただいたこのようなコメントは、すでに NLP の演習を始めとするワークを『全面的に人生で実行に移すことができて』いて、この思索家レベルのワークを『完全卒業』している方が初めて口にできるものであって、『三日坊主』であり、『頭ではわかっているが、実行できていない』ような人 (自己啓発難民) は、軽々しく口にすべきではなく、むしろ、今後一生『その教えを実際に実行し続けていけるかどうか』だけを考えるべきなのでは、と思っています。」
以上のことに関連して言うと、私の「成功哲学者」としての方法は、自分の「メキキ力」を信じて、「最高の方法論」を見つけるまでは、非常に長い時間の試行錯誤を行いますが、一度「これだ」と決めた「方向性 (公式)」が見つかったら、「猪突猛進」的に、その公式を現場で落とし込む帰納法的な「練習問題」の単純作業を永遠と続ける、というものです。これまで、「この方法がいい」と思ったケースで、「外した」ことはないですが、かりに数年以上無駄な時間と努力になった場合でも、自分の無意識ちゃんを褒めることができるだけの「自己容認力」をもっています。
言い換えれば、私が 50 年以上身につけ、実行してきている「メタ学習ストラテジー」のメカニズムが、「新北岡遇辺メルマガ」第六号で解説した VIP 思索家によって完全解明されている、と私は主張しているのであって、仮にこの主張が妥当であるとしたら、後は、必要とされているのは、「しのごの言わずに」、この方向に向かって、「猪突猛進的」に、「愚直に」、毎日の「帰納法的な『練習問題』の単純作業を永遠と続ける」ことだけです。
このような究極的な方法論について「私には物足りない」と言える人は、おそらくマジックの種を明かしてもらっただけで (左脳的知識に) 満足して、「自分にもできる」と完全錯誤して、そこからのマジックの天才になるための毎日の修行を完全放棄している人だと思われます。
私の友人に過去マジックのジュニア世界選手権で優勝された方がいますが、この方は、いつ会っても、手にコインもしくはトランプをもっていて、常に四六時中マジックの練習をしています (マジックの種を教えてもらうことは、スタートラインに立つだけのことであって、そこからの努力と苦労がすべてであるという真理に気づかない人がたくさんいるのは、どういうわけなのでしょうか?)。
私は、人間は、本来的には、自分の好きな領域を見つけて、その領域を極めるべきだと思っています。その領域は、別に、コマ回しでも、ひよこの雄雌の見分け方でも、昆虫標本でも、逆立ちでも、レゴ職人芸でも、文字通りなんでもいいと思います。
一つの領域のトップに立ち、「全システム」が俯瞰できたら、「新北岡遇辺メルマガ」第六号で紹介、解説させていただいた VIP 思索家が言う「ドーパミンが出まくっている状態」に近づくことができると思います。
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2.「ノウハウ コレクター」から「ノウハウ実践者」への移行支援ワーク情報
私は、本メルマガの新編第 76 号で、「北岡、『これをもち打ち止め!』感をもつ…」のトピックを書かせていただき、自己啓発/NLP 業界では「2001 年からのワークで、やるべきことはすべてやった」感があることを示唆させていただきましたが、上述のように、先号のメルマガと DM で「新北岡遇辺メルマガ」のクローズド登録を促したところ、数十名規模の新規登録があり、そのうちの 3/4 の方々が私の知らない方々だったので、いい意味でびっくりして、「たしかに、やるべきことはすべてやったにしろ、(また、現在、新市場開拓を進めてはいるが)、どうしても『未練のある、長年いた業界』の方々に、真の抜本的な変容をもたらす『置き土産』的なワークをどうしても開講してみたい」という気持ちが非常に強くなりました。
ということで、現在、特別「『ノウハウ コレクター』から『ノウハウ実践者』への移行支援」ワークの開講を企画し始めています。
ワーク構成としては、二日間ワークとし、一日目の半日ワークでは、「自己啓発難民」 (「ノウハウ コレクター」) から「真の成功哲学者」 (「ノウハウ実践者」) への移行するための背景説明と実践的技法が直接伝授されます。
二日目は、午前と午後に二部構成の「グループ コーチング」が行われ (いずれか一部だけに参加可能です)、それぞれ、同じ目的意識をもった少数のワーク受講者相手に「自己啓発難民」から「真の成功哲学者」への移行を徹底化する、「テイラーメイド」の実践的コーチング ワークが開講される予定です。
この二日間のワーク全体の目的は、主に、修了者の方々が以下のことを達成することにあります。
* 自己啓発難民が自分自身の道を歩き始める
* 「三日坊主」を克服する習慣を身につけ始める
* 実際にエッジを超える挑戦を始める
現時点では、東京、大阪以外にも、福岡、広島、名古屋、札幌、その他の都市を「全国行脚」したいと思っています。一定数の参加者が見込まれないと、行脚は難しいので、各都市ごとに、個別に「協力者の方」を募りたいと思っているところです。
現時点では、第一回特別「『ノウハウ コレクター』から 『ノウハウ実践者』への移行支援」(仮題) ワークは、「10/1 & 10/2 東京開催」を考えています。
ワーク内容の詳細と定員と参加費等の情報は、企画が最終化された時点で、早急に本メルマガその他で告知させていただきます。
なお、「新北岡遇辺メルマガ」購読者の方々には、割引参加費が適用される予定ですので、同メルマガの無料登録をお勧めします。
「新北岡遇辺メルマガ」無料会員登録サイト: http://www.guhen.jp
それでは、乞うご期待ください。
作成 2023/1/17