以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 73 号 (2016.4.10 刊) からの抜粋引用です。

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今回は、以下のトピックがカバーされています。

1.「JR の暴走」後日譚
2.人工知能について
3.5 月開催セミナー:NLP 共同創始者グリンダー氏からのメッセージ

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1.「JR の暴走」後日譚

先号のメルマガで「JR の暴走」について報告させていただきましたが、何人かの方々から、主に私の意見に対して賛同のメッセージをいただきました。この場をお借りして、改めて感謝の念をお伝えさせていただきます。

その後の「後日譚」がありますので、以下お伝えします。

先日、JR の車内切符チェックのシステム変更後、二回目の新幹線利用する前に、以下のアイデアが「天から降って」きました。

すなわち、結局、私はいつも、割引乗車券と指定券を同時購入するので、指定券の方に「身障者」と「マーキング」されたわけであって、もし別々に買えば、指定券の「マーキング」は不可能なので、誰も「うざい」車内切符チェックは私に求めてこないことが判明しました。

私は、常々、この車内切符チェックのシステムは心底から「うざい」と思っていただけなので、もし「私だけがいい思いをすればいいのであれば」、(割引乗車券と指定券の別々の購入も、領収書の件等で、それなりに「プチうざい」ですが) 今後、別々購入していくことで、一件落着 (= 心の平穏が確保される) することになります。

しかし、「社会の正義」 (あるとしてですが) を考えると、「他の身障者のために立ち上がる」べきでは、という思いもまだ残っています。

以上のアイデアが降りてきた後、すでに数日前に割引乗車券と指定券の同時購入を済ませていた新幹線を使ったのですが、「JR 西日本」の切符販売カウンターで問い合わせたら、「西日本では、切符の身障者のマーキングはしていないです。それは西日本以外の JR でしょう」と言われました。

確かに、新大阪から東京に向かう新幹線上では、切符のチェックを受けませんでしたので、おそらくですが、これは、一部の JR だけの問題だということが判明しました。

また、「グリーン車と指定席での車内改札は原則的に省略します。『使用資格限定』の切符の場合は点検し、証明書の提示を求めます」という旨の車内アナウンスがありました。

実は、先日もこの同じ車内アナウンスがあったのでしょうが、毎日の日課として、iTouch で英語のオーディオ ブックを聞き込んでいたので、聞こえませんでした。

この点は、私の「落ち度」となるのかと思います。

原則論として言えば、「死ぬまで闘い続けたい」のですが、解決策も見つかったので、「日和見る」かもしれない (笑)、いずれにしても、その場その場で「臨機応変」に対応していきたい、と思った次第です。

なお、その後、この件について、ネットで調べてみましたが、

http://toyokeizai.net/articles/-/95335

等によると、新たに「車内改札を省略」したのは、私のクレームの草稿レターの宛名にした JR 東日本ではなく JR 東海だったようです。

JR 東日本は、2002 年にすでに「車内改札を省略」していたようですが、今、なぜ長野までの新幹線内でいつも車内改札がないのか、なぜ長野はこれほど「進んでいる」のか、常々疑問に思っていたのですが、その謎が解けた次第です。

ということで、感想をいただいた方々のお一人からは「これは戦う問題ではないと個人的には思います。戦っていると自滅する可能性があります」というアドバイスもいただいたので、たぶんですが、結局は「日和見る」選択肢を選ぶかと思います。

また、たしかに、こんなこと (?) に時間とエネルギーを取られていたら、「本業」の「クローズド会員クラブ」 (「北岡遇辺ブログ & メルマガ」) のプロジェクトが進まないとも思いました。

ということで、私は、本件につきましては、今後、あえてキャンペーンを張らない可能性がある、というのが最終的結論です。

ちなみに、上記の URL の情報ではないですが、「物事 (現象界!) には、裏の裏の裏の裏 (意図!)」がある、と思いました (笑)。

以上、興味深い話と思われるようであれば、幸甚です。

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2.人工知能について

先日、たまたまテレビで「情報ライブ ミヤネ屋」という番組を見ていたら、「人工知能が人間を超える日」という興味深いトピックを扱っていたので、本紙で報告したいと思いました。

この番組のコーナーは、最近、Google が開発した人工知能が韓国人の囲碁の九段名人に勝ったというニュースをきっかけに制作されたものでした。

この番組の動画がネットにないかと探していたのですが、以下に発見しましたので、興味のある方は、閲覧してみてください。

http://www.dailymotion.com/video/x40po47

ここでは、人工知能の暴走、人間支配、単純および知的労働の雇用消失、人類終焉の可能性等の興味深い話がたくさん出ていますが、特に、人間学習について関連のあると思ったことを、下記に記します。

すなわち、今までは、2045 年に人工知能が人間を超えると言われていて、人工知能が囲碁の名人に勝つのも後 10 年かかるとされていたのに、それが楽々と可能になったのは、(2012 年にトロント大学の教授が開発した) 「ディープラーニング」という技術の活用だった、ということです。

これまでの人工知能は、人間側が「刺激/反応/強化」のプログラミングを組み込むだけだったので、人工知能はプログラミングした人間の脳を超えることは不可能だった一方で、「ディープラーニング」は、人間の脳内のニューロンとシナプスの発火のし方をモデリングした新技術で、これにより、人工知能は、自分で過去の膨大なデータを記憶し、自分で「勝手に試行錯誤」して、囲碁の場合は、自分で新手を考えつくことも可能になったということです。

(九段の名人が「これはまずい手だ」と思った人工知能の動きも、二十手先では、誰も今まで考えつかなかった手だったことが判明したということが何回か起こったそうです。また、この人工知能は、2015 年の 10 月にフランスで二段の囲碁士に勝った後、「自己反省」しながら(!)、1日数万局の自己学習の「試行錯誤」を繰り返し(!)、数ヶ月間で、実力が二段から九段まで上がった、ということです。)

「ディープラーニング」については、以下の動画が簡潔に説明していると思いました (個人的には、女性ナレーターの口調があまり好きではないですが (笑) )。

“”/

ちなみに、上記に、「ディープラーニングを身につけた人工知能は、毎日、単純な作業を『もくもくと』、文句を言わずに続けることでクリエイティビティを発揮できるようになった」と示唆しましたが、これこそ、私が常々思ってきている「個人的天才になるための方法」であり、「努力のない天才はありえない」(「天才は 1% のインスピレーションと 99% の汗でなりたっている」) ことがいみじくも裏付けられています。

また、私は、「個人的天才性のモデリング」という自社制作 DVD の中で、自分の試行錯誤から生み出した、ありとあらゆる分野の学習に通用する「メタ学習ストラテジー」を幼児期から確立してきていると主張していますが、ふと、このストラテジーをモデル化して、人工知能の「ディープラーニング」に組み込んだら、いったい何が起こるか、と思いました。

以上のトピックに興味のある方は、「新北岡遇辺メルマガ」でも、さらに解説するつもりでいますので、このメルマガを閲覧してみてください。

「新北岡遇辺メルマガ」の無料閲覧登録は以下で可能です。

http://www.guhen.jp

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3.5 月開催セミナー:NLP 共同創始者グリンダー氏からのメッセージ

つい最近、私は、本年 5 月に東京で開催されるジョン グリンダー氏の「コーチング トレーニング コース」の詳細を、主催者の方から伝えられました。

私自身、グリンダー氏のワークと業績は高く評価させていただいておりますし、「本物の NLP」は、同氏のワークに接しないと理解できないと、私が同氏の NLP に初めて触れた 1988 年当時から、首尾一貫して思ってきています。

今回、グリンダー氏は、東京で、5 月 20、21、22、24、25、26 日の 6 日間、NLPコーチになるための「コーチング トレーニング コース」を、カルメン ボスティック女史と共同開講されます。

私は、本メルマガの読者の方々に対して、グリンダー氏のお歳のことも考え、もしかしたら最後の来日になるかもしれないこの機会を、ご自身のスケジュールと予算が許す限り、ぜひ活用していただけるよう個人的に推薦させていただきたいと思いました。

なお、グリンダー氏から直接メッセージをいただいましたので、ご紹介します。

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カリフォルニアからのメッセージ

私は、北岡泰典氏から、彼のメルマガの読者向けのメッセージを書くように依頼されました。私は、本年 5 月20、21、22 日および 24、25、26 日に東京でコーチング セミナーを開講いたします。読者の皆さんに、セミナーに参加して、コーチとしての能力向上を目的とした演習を習得することで、ご自身の技能を磨き、拡張されるようお誘いいたします。

ジョン グリンダー
NLP 共同創始者

Greetings from California, from John Grinder.

I was asked by my long-standing friend Taiten Kitaoka to give my message to the Japanese readers of his online newsletter. I will be giving a Coaching seminar in Tokyo 20/21/22 and 24/25/26 May 2016. I invite you to sharpen and extend your skills by attending the demonstrations. And by participating in the exercises designed to deepen your abilities as a coach.

John Grinder
Co-creator, NLP

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  グリンダー氏「コーチング トレーニング コース」の紹介情報は、以下にあります。

http://www.nlp-school.jp/pdf/flyer_ctr.pdf

同ワークのお申し込みページは、以下にあります。

http://www.nlp-school.jp/ctr.html

なお、私自身、できるだけ多くの方々に参加していただきたいと思ったので、コース主催者の方にお願いして、本メルマガの読者の方々への恩典として割引参加費の適用をしていただくことにさせていただきました。

お申し込み時に「北岡メルマガ恩典の参加費の適用を希望します」と伝えていただけたら、お申し込みの時点の受講料から 4 万円割り引かれることになります。

なお、「ニューコードNLP コーチング トレーニングコース」の参加資格を満たすかどうかについては、直接主催者にお問い合わせください。

また、実際の「コーチ認定」は、グリンダー氏の「コーチング トレーニング コースの後に開催される「エキスパート プログラム」修了後となります。

以上、ぜひ「本物の NLP」に触れるこのまたとない機会をご活用ください。

作成 2023/1/12