以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 39 号 (2015.3.26 刊) からの抜粋引用です。
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今回は、以下のトピックがカバーされています。
1.チャクラ覚醒と NLP について
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1.チャクラ覚醒と NLP について
先週末に、計 8 日間開講された MMW (Meta Mind Work) Basic (4 日間)、MMW Advanced (4 日間) が無事終了しました。
本メルマガ第 37 号でも示唆させていただきましたが、少数精鋭のワーク参加者は、ほぼ全員「オカルト (隠秘学)」の強者かその領域に非常に興味をもっている方々でした (たとえば、世界最高の黒魔術師と言われているアラスター クロウリーの名前と本の内容が講義中と休み時間中に話題に上がりました)。
(先にも示唆したように、私のトータル プロデューサの BB さんは、私の講義の内容をいっさい知ろうとはしない、まったくコンテンツフリーのプロモートをされてきていますが、そのプロモーションのし方で、私が教えたいと思っていたまさにその方々を、ピンポイントで特定できたわけです。「コンテンツフリー」まさに恐るべし、です。)
私自身、このワークをきっかけにして、「隠秘学 (オカルト)」の現象 (テレパシー、幽体離脱、遠隔操作、遠隔透視、読心術、自動筆記、憑依、チャネリング、クンダリーニ覚醒等) を NLP の観点から科学的に解明して、(NLP + ZEN としての) DFT テクニック演習としてパッケージ化/公式化 (「再生可能な形での手順化」) していきたいと思っているところです。
私は、2001 年に英国から帰国したとき、精神世界系の「先生」としての Swami Guhen として自己プロモートすべきか、それとも NLP の「先生」としての北岡泰典としてプロモートすべきか長い間迷った末、後者の道を選んだのですが、14 年経って、また以前私が研究していた隠秘学という「昔取った杵柄」に戻っていくことを決意しました。今後は、精神世界/スピリチュアル系向けのワークを開講していくことになります。
その中で、一点、今回開催された MMW ワークで、極めて興味深いことが発見されましたので、お伝えしたいと思いました。
ワーク中、施術者の参加者の方がある演習をされたとき、頭の部分と下腹部の部分に今まで味わったことのないか感覚をもった、という意味のことをおっしゃったのですが、この方は「チャクラ」についてもある程度以上実践的知識をもった方で、その方と「クンダリーニ覚醒の経験者」である私との間の会話から、以下のことが判明しました。
「NLP ワークは、もしかしたら、第五 (喉) チャクラ、第六 (第三の目) チャクラ、第七 (頭頂) チャクラのレベルを扱っている可能性がある。仮にもしそうであれば、第一 (会陰) チャクラと第二 (丹田) チャクラが開いていない人々が NLP ワークを行っても、あまり本質的効果を感じたり、抜本的自己変容が起こったりしない (言い換えれば、クンダリーニ エネルギーが上昇して、第七チャクラから抜けるようなことはない) のは当然なのかもしれない。
北岡は、過去、NLP を学び始める前は、米国西海岸のインド人の師匠 (バグワン シュリ ラジニーシ/OSHO) のコミューンで何千時間にも及ぶ精神的修行をしたが、師匠は『セックスとドラッグのグル (導師)』で、(コミューン内ではドラッグは完全禁止だったが)、セックスにしろ、セラピーにしろ、瞑想にしろ、催眠にしろ、『何か執着していることがあれば、やって、やって、やりきりなさい。やりきった後は、煩悩はひとりでに落ちる』という『タントラ』の道を教えた人だった。
北岡自身、師匠の教えに基づいて、コミューンでの 7 ヶ月間におよぶ心理療法コースの中で、いわゆる故吉福逸一氏風の『修羅場』のセラピーも、毎日の日課としての瞑想も、やって、やって、やりきったが、その作業は、今思うと、第一、第二チャクラを開けるプロセスだった。
また、7 ヶ月間の心理療法コースで、各チャクラをビジュアライズする『チャクラ オープニング』という演習もあったが、この演習が、後に、コミューンの大道場で『クンダリーニ瞑想』をしているときに、実際にクンダリーニ エネルギーが頭頂チャクラから上に抜けて、『昇天感』を味わったことと繋がっていたと、考えられる。
その一方で、下部チャクラと関連していると思われる、このような修羅場のセラピーも、瞑想も、催眠も一度もしたことがない人の第一、第二チャクラが開いていないのは自明で、その状態のまま、上部チャクラと関連した NLP ワークをしても、仮に上部チャクラにその効果があっとしても、チャクラがバラバラに開いたり閉じたりしている状態なので、実質的な変容 (あるいは、クンダリーニの上昇) は見込めないのも当然である。」
以上の洞察は、なぜ創始者直伝の NLP を私が国内で教えても、「大化け」する人が出てこないのかを如実に、みごとに説明しています。
このことに関連して、(上記で、私の師匠は「セックスとドラッグのグル (導師)」で、そのコミューン内ではドラッグは完全禁止だった、とも書きましたが) つい最近、サンフランシスコから来日した、地元で劇場を経営している「インテリ」の方と話をする機会があり、(必然的に) 1 年前にワシントン州とコロラド州の住民投票で完全合法化された大麻の話が話題になりました。
この方によると、合法化されていない (たぶん、その必要もないと思われますが) カリフォルニア州 (ただし南部は保守的だ、と言っていました) のサンフランシスコでは、大麻は「decriminalized (解禁)」 (日本で言うと、立ちションのようで、非合法だが誰も捕まらない状況です) されていて、販売は犯罪だが、一定量の所持は認められていて、一定量を超えても、官憲との「ラポール」次第で、逮捕されたりされなかったりする、また、一世帯につき、個人使用の目的で、4 鉢までの大麻草の自家栽培は認められている、ということでした。サンフランシスコの状況はわかりました、では、(NLP の誕生地の) サンタクルーズはどうですか、と聞いたら、(当然のことながら、サンフランシスコ以上の状況ですよ、という意味合いで) 「オー イェー」とおしゃっていました。
この辺の「本来自由である、自分の内的世界の『意識の拡張の実験』をなぜお上から禁止されなければならないのか」という NLP の誕生の根幹に致命的に関わっている (欧米では、60 年代から脈々とその伝統が受け継げられてきている) 「カウンターカルチャー」、「ヒッピー カルチャー」にまつわるトピックがタブー視され、公に語ることもできなくなっている日本で、本当の NLP が育つわけがない、と、カリフォルニア近況を聞いて、改めて思いました。
ということで、国内で非合法のものを勧めるわけにはいきませんが、非合法でないにもかかわらず、タブー視され、公に語ることもできなくなっている (ドラッグと同様、NLP が生まれるもとになっている) 「瞑想」、「セラピー」、「催眠」等については、私が、クンダリーニ覚醒の経験者として、タントラの意味合いから「やって、やって、やりまる」ように、人々を指導して、かつ、下部チャクラを開けることを支援できる、と考え始めています。
以上を前提にして、急遽、5 月のゴールデンウィークに、第一、第二チャクラの覚醒等に焦点を当てた北岡ワークを開講することを企画しています。
企画が最終決定しだい、本メルマガ等で、告知させていただきたいと思っています。
作成 2022/12/9