以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 25 号 (2014.5.15 刊) からの抜粋引用です。
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今回は、以下のトピックがカバーされています。
1.NLP を自己適用して変化を永続化し、新習慣を定着化する個人セッション開始!
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1.NLP を自己適用して変化を永続化し、新習慣を定着化する個人セッション開始!
最近私が指導しているあるクライアントの方とのお話から興味深いことがわかりました。
この方は、自分の課題の一つは「変化の永続化」です、とおっしゃったのですが、これは、私が最近言及してきている「新習慣の定着」、および、本メルマガの第 23 号でも紹介させていただいた、苫米地英人氏の言う「自己評価関数を移動させる必要があるが、ホメオスタシスが働き、自己評価関数が戻ってしまうので、固定化する必要ある」ことと同義ということになります。
このことに関しましては、ある Web マーケターは、最近、私に、「私のお客さんは、『NLP 資格、コーチング資格』を取得したけれども、何も習慣を変えられない(クライアント獲得や集客を習慣化できない)方々ばかりです。NLP、コーチング等の資格を取得したのに『三日坊主』で悩んでいる人は非常に数多くいらっしゃいますね」とおっしゃいました。
このマーケターの言われるように、「資格取得者」の方々の一番の悩みは、「何も習慣を変えられない(クライアント獲得や集客を習慣化できない)」ことであり、あるいは、「引き寄せの法則を学んだのにそれを習慣化できていないので、成功哲学を自ら実践しきれていない」ことであるように思えます。
このマーケターは、「なぜ、NLP やコーチングを学んでも、自己適用してホメオスタシスを変えることができないのか?」に対する答えとなる具体的な実践的方法論がもしどこかに存在するのであれば、ご自身も含めて、「喉から手が出るほど欲しい」と思う人が潜在的にたくさんいる、とおっしゃったのですが、長年の日本人の方々への NLP の指導の結果、今、その答えをやっと私は発見したと思っています。
以下に、その答えを提示させていただきます。
私は、1988 年にグリンダー氏を通じて NLP を学び始める以前は「ごく普通の人間」でした。たしかに、「一を聞いて十わかる」ための (学校の勉強には役立つような) メタ学習ストラテジーを幼児期に身につけていたことと、「今の自分の精神的な苦境から抜け出せて、『精神的な自由人、成功者』になれるのであれば死んでもいい」というまでの「執念的なコミットメント」をもっていたことは、他の人にはない、私独特の特徴だったかもしれませんが、それでも、私の人生の質は、蟻地獄そのもので、「最悪」でした。
その後、NLP を習得し、実践する過程で、自分を「個人的天才」 (これは、自分が達成したいと思うことを自己啓発的な方法論を通じて実現した「人生の成功者」あるいは「枠に捉われない自由人」と言い換えていただいてけっこうです) に自己変容させることに成功してきたのですが、常々、その私と他の、一時的変化を達成してもすぐに「元のホメオスタシスに戻ってしまう」傾向のある NLP やコーチング学習者との違いは一つしかないと考えてきています。
そのたった一つの違いは、私の場合は、英国でグリンダー氏に出会った 1988 年から 1995 年にドイツでのバンドラー氏のトレーナーズ トレーニング コースを受講するまでの約 7 年間、英国の自宅に籠って、毎日約 10 個の、自分のお気に入りの NLP テクニックを「自己適用」 (「セルフ ファシリテーション」とも言えるようですが) することで、「変化の永続化」を達成した一方で、もともと「習慣の定着化」ができないことが問題で、即席の自己実現法を求めて NLP もしくは自己啓発関連の業界に来られる傾向のある方々には、そのような「行者の修行」はできない、という点に集約されます。
(ちなみに、「変化を永続化」させるためには、『ある程度』 (私の場合は、永遠ではなく、「たった」の、たぶん「1 万時間ルール」に対応した長さかとは思える、7 年間でした) の継続的な自己適用が必要であることは、これまでの私の資格コース中に、コース参加者に対して、口酸っぱく言ってきています。
ただ、この「習慣を定着させる」ことは、あくまでも個々人の問題で、他の人が動機づけることはできない (「馬を井戸端に連れて行くことはできても、実際に井戸の水を飲むか飲まないかは、その馬の決定次第である」) というのがこれまでの私の一貫したスタンスで、もっとも重要なポイントとなる「継続的な自己適用」の具体的なノウハウを明示的な形で教えてきていなかったので (この点は、非常に西洋的だと思います)、実際、私の過去のコース参加者でも、数年間の自己適用を実践した方の数はごく限られてくるかと思います。)
以上のことについて、さらに、どのようにして、私の場合は一定期間の「セルフ ファシリテーション」ができたのに、多くの自己啓発者の場合はできないかについて分析してみると、後者の方々は、おそらく、少なくとも無意識的には、一発ですべて解決したい (= 「自分の嫌な部分」を一挙に一発でなくしたい) と思っている一方で、私の場合は、1988 年にグリンダーさんの NLP に出会ったとき、直感的に、
「『問題 + NLP 演習 = 問題解決』
の公式が成り立ち、かりにこの問題解決後の変容した自分が 100% 満足のいくものではないなら、『再帰的』に
『問題解決’ + 演習 (最初と同じもしくは別の演習) = 問題解決”』
のパターンを永遠に続けることで、最終的には、ホメオスタシスに抗って、新習慣の定着を永続的に図れる」
ことがわかり、7 年間の自己適用のプロセスの中で、その目的 (この変化の永続化のパターンの定着) を完全達成した、という違いが浮き彫りになります。
(私が、NLP を通じて、「問題解決’ + 演習 = 問題解決”」の再帰的適用さえすれば、いずれは天才、成功者になれると直感的に思った背後には、それ以前の長年にわたるセラピー、催眠療法、瞑想、その他の分野での試行錯誤の経験がありました。)
言い換えれば、NLP の効果を意識的、無意識的に否定される方々は、おそらく、一回の「問題 + NLP 演習 = 問題解決」で磐石な自己変容が達成できたと意識的、無意識的に勘違いされ、この再帰的な「螺旋的な上昇方向の統合」のプロセスを繰り返さない (あるいは、繰り返せない) ままで終わり、元のホメオスタシスに戻ってしまう一方で、NLP によって真の自己達成、成功哲学の具現化をされる方々は、世の中には魔法の杖というものはもともと存在していなくて、「問題 + NLP 演習 = 問題解決」のプロセスからは、一時的なパフォーマンスの下降が生み出されうることを自らの経験上「予め」知っていて、「問題解決’ + 演習 = 問題解決”」のプロセスを「愚直」に繰り返しさえすれば、自分のパフォーマンスが、最終的には、99.99999% から 99.999999% に上がるというふうに常に完璧に近づいていくということを体感できていて、かつ実際にこのプロセスを実践し続ける人々です (まさにこのことが、私に実際に起こったことです)。
ちなみに、自分の嫌な部分を一挙に一発でなくしたいと思う自己啓発者は、「正と反 (快と不快あるいは幸せと不幸) の同レベルを永遠に行き来している」一方で、私は、再帰的に、「正 + 反 → 合」の「螺旋的な上昇方向の統合」を図っていることが、ここで浮き彫りされるかと思います。
(この最後の段落について、以下のように、注記が二つあります。)
1) この段落は、本メルマガの第 22 号の以下の言及と関連しています。
「この方 [私のアドバイザー] は、国内の自己啓発者あるいは引き寄せの法則の信奉者は、彼の知るかぎり、例外なく『全員』、自分の好きな部分あるいは『幸せ』 (正) だけを 24 時間達成したいと望んでいて、結果的には、幸せと不幸の間を多重人格症的に行き来しているだけで、彼らには、北岡ワークで達成できるような幸せ (正) も不幸 (反) も統合超越する『二律背反の再統合』 (合) の方向性がないですね、という、実に興味深いコメントをされました。」
2) 実は、先週末、ゴールデンウィーク中来日されていたグリンダー氏と二年ぶりに個人的にお会いして、いろいろお話ししたのですが (この会話の内容については、今後のメルマガで言及できればと思っているところです)、一点、上述の段落の内容が話題に登ったとき、同氏は、かなりの剣幕で、「私は、いかなる特定の変化、習慣の永続化にも断固反対です。人間は、本来的に、新しい変化を繰り返し続けていくべきです。本来の NLP ピアは、クライアントが変化し続けることを支援するべきです」とおっしゃったので、私が「いえいえ、実は私も、一定の新しい行動、習慣をロボットのように続けることには反対です。私がクライアントの方々に達成してほしいことは、一つのみの硬直した行動、習慣パターンから脱却して、常に新しいパターンを生み出して、常に新しい自己拡張を可能にする『螺旋的な上昇方向の統合』です」と答えたら、同氏は充分納得されていました。)
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仮に以上のことが真であるとしたら、私は、 私の個人セッションで、クライアントの方に、「手取り足取り」の形で、具体例を使いながら、「問題解決’ + 演習 (最初と同じもしくは別の演習) = 問題解決”」の繰り返しを可能にする自己適用のコツを包括的に個別コーチングできると思った次第です。
実は、今まで西洋的な教え方をしてきていた私は、このような手取り足取りの「具体化」のコーチングは、今まで行ったことないので、この「『三日坊主』を『新習慣の定着者』に変える個人セッション プロジェクト」は私のまったく新しいワーク形式です。
本個人セッションの特徴は、以下の通りとなります。
1) 本プロジェクトは、最近企画中のエグゼキュティブ向け個人セッションとは別の、「NLP を自己適用してホメオスタシスを変えたい NLP 資格保持者、自己啓発者」向けに特化したプロジェクトです。
2) 「問題解決’ + 演習 (最初と同じもしくは別の演習) = 問題解決”」の繰り返しを可能にする自己適用のコツを右脳的に習得するのに、北岡の個人セッションを「数回程度」受けていただきます。
3) 「マンツーマン」式の手取り足取りの徹底的トレーニングとなります。
4) 北岡は、クライアントに対して、何らかの形で、本パッケージの個人セッションの効果と結果を「保証」いたします。
5) 個人セッションの対象者は、北岡の過去のコースまたはワーク受講者と北岡を知らない方々の両方です。
6) 北岡は、受講者に、今自身がすでにもっているテクニックが定着化 (= 自己適用とクライアントへの施術の習慣化) できるように支援します。場合によっては、必要に応じて、新テクニックの伝授もいたします。
7) 本セッションでは、NLP 演習によって、抽象化と日常生活への落とし込みの具象化の両方 (全脳学習) が可能になり、さらに、「内部表現 (内的表出) の書き換え」の方法論が伝授されます。
8) 「自己評価関数を移動させる必要があるが、ホメオスタシスが働き、自己評価関数が戻ってしまうので、固定化する」できる北岡テクニックのパッケージの「端緒」が「パンドラの箱を開ける」テクニックです。
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上記の北岡個人セッションにご興味がある場合は、「体験セッション」 (オリエンテーション) を受けていただくことが可能です。その際、あるいは、場合によっては、お問い合わせ時に、本パッケージの価格をお伝えさせていただきます。
体験セッションでは、通常、絶大な効果を発揮してきている、北岡が開発した「パンドラの箱を開ける」テクニックが伝授されます。
また、なお、体験セッションでは、 個人セッション パッケージの受講の義務は発生しません。
体験セッションの価格は、普段は 6 万円ですが、ただ今、モニター様募集中です。通常料金の半額限定で【5名様】【5月末】まで募集中です。
以下に北岡セッションの概要を記します。
【変化を永続化させる北岡個人セッション概要】
講 師 : 北岡 泰典
会 場 : 東新宿軍艦マンション オフィス北岡オフィス
〒169-0072
東京都新宿区大久保1-1-10
Gunkan 東新宿 701
会場マップ : http://www.office-kitaoka.co.jp/map/
受講費 : 体験セッション時にお伝えさせていただきます。
受講回数:原則として 6 回
受講資格 : 特にありません
主催 : 株式会社 オフィス北岡 (CEO 北岡泰典)
〒165-0034
東京都中野区大和町1-67-6-2F
TEL:03-5327-8523 FAX: 03-3336-3426
メール: info@office-kitaoka.co.jp
サイト: http://www.office-kitaoka.co.jp/
興味のある方は、以下のページにある申込フォームからお申し込み/お問い合わせください。
http://www.kitaoka.co/personal/special.htm#form
作成 2022/11/25