以下の文章は、北岡泰典のメルマガ「新編 新・これが本物の NLP だ!」第 8 号 (2013.7.15 刊) からの抜粋引用です。
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北岡の初めてのブログ「北岡メソッド:A Psychonaut’s Monolog Blog (内的宇宙飛行士のつぶやきブログ)」が創設されました。
今回は、以下のトピックがカバーされています。
1.北岡の新ブログ「北岡メソッド」創設情報!
2. 2012 年 6 月開催「日常生活はすべて催眠:」ワーク収録ビデオ販売情報
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1.北岡の新ブログ「北岡メソッド」創設情報!
北岡の初めてのブログ「北岡メソッド:A Psychonaut’s Monolog Blog」が以下の URL に創設されました。
http://www.kitaoka-method.com/
本「北岡メソッド」ブログは、これまでの北岡ワークの集大成的な紹介をする場となります。
本ブログのサブタイトルの「A Psychonaut’s Monolog Blog」の意味は「内的宇宙飛行士のつぶやきブログ」ですが、「内的宇宙飛行士」は、私にとって「変性意識の研究家」と同義語です。
北岡は、これまで、公式サイトやメルマガ『これが本物の NLP だ!』等で情報発信を続けてきていましたが、さらに簡単に、多角的に情報発信する場として、本ツールを選びました。
北岡の公式サイトやメルマガでは、主に NLP の情報が紹介されてきていましたが、「北岡メソッド」ブログでは、たとえば、芸術、音楽、文学、精神世界、文化、政治等、できるだけ広範囲のトピックをカバーしていければ、と思っています。
以下に、「創刊コメント/吉福伸逸氏への追悼文」を引用させていただきます。
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私の初めてのブログ「北岡メソッド:A Psychonaut’s Monolog Blog」が創設されました。
本ブログは、これまでの北岡ワークの集大成的な紹介をする場となります。
第一回目のコメントとして、このブログを立ち上げる基になった私自身の「ビジョン」について、あるいは「北岡メソッド」、「Psychonaut」等の用語説明について書こうとしていたのですが、その前に、非常に「ショッキング」なニュースを耳にしたので、まず、「創刊コメント」として、そのニュースについて語ってみたいと思いました。
すなわち、昨日、日本にトランスパーソナル心理学を初めて紹介して、国内の思想界、心理療法界に大きな影響を与えた吉福伸逸氏が、余命 3 週間の肝臓がんの宣告を受けた後、4 月 29 日、ハワイの自宅で 69 歳で亡くなったということを聞きました。
思うに、私自身の 80 年代からの西洋における「変性意識の研究」は、トランスパーソナル心理学 (特に、国際トランスパーソナル学会初代会長となったスタニスラフ グロフおよび印哲のベーダンタを西洋に伝えたケン ウィルバー) から多大の影響を受けていて、欧米に滞在していた頃から、トランスパーソナル心理学の日本への紹介者である吉福氏にぜひ一度お会いしたいと思っていました (実のところ、何としてでもお会いしたいと私が思った日本人は、唯一吉福氏だったと言っても過言ではないくらいでした)。
幸い、昨年のゴールデンウィークと秋に千葉で開催された吉福氏のワークショップに参加する機会に恵まれ、吉福氏と個人的なお話もさせていただきました。
今年のゴールデンウィークに予定されていた同氏のワークにも参加したいと思っていましたが、私自身のワークと重なり、参加できませんでしたが、結局このワークの二日前にお亡くなりになり、ワーク自体はお弟子さんが引き継がれたようです。
さて、私が参加した二回の吉福氏のワークショップについてですが、主に、60 年代、70 年代のエサレン研究所/ヒューマン・ポテンシャル運動の影響が色濃く出ているワークをされていました。ある意味、ワーク参加者に「原初の叫び」的な、トラウマ的な抑圧された感情をグループの場で発散させるワークが中心でした。
実は、吉福氏は、私に対して、グループの場で、「叱咤激励的な批判」をされましたが、これは、以下の二つの背景に基づいていました。
1) (「トラウマの原因を探ろうとはせずに、行動だけを変えようとしている」というのが主な理由だったかと思われますが) 私に対して、「NLP など止めろ!」と助言されました。ただ、同氏と個人的なお話を続け、同氏が共訳している『天使のおそれ』の著者のグレゴリー ベイツンが「NLP の父」の一人だということを指摘させていただいたとき、かなり驚き、NLP に対しても評価し直すような印象を示されました。
2) 私が、トランスパーソナル心理学者のスタニスラフ グロフ、ケン ウィルバー等の「ニューエイジ系」の学者の方々 (言い換えれば、私の公式サイトの「 NLP 相関図」ページで紹介されている方々) および精神世界で重鎮の方々の名前を、ワーク中に列挙すると、(同氏自身、日本におられるときにその方々をプロモートされていたはずにもかかわらず)、「北岡さんがそういう名前を挙げられても、ここにいる若いワーク参加者には誰かわからないので、一人一人説明しないとだめです」とおっしゃられました。
思うに、吉福氏は、トランスパーソナル心理学の初めての日本への紹介者だったにもかわわらず、紆余曲折の後、トランスパーソナル心理学から離れ、ハワイに隠居的に移住され、その後は、「カウンターカルチャー系」のセラピーワークに焦点を合わしたワークをされていました。
私がお聞きしたうちで、一番印象深かった吉福氏の言葉は、(私が完全同意するかどうかは別にしてですが) 「人間のトラウマは、決して完全に消えることはない。トラウマをもっていないセラピストは、クライアントを癒すことはできない」というものでした。
私自身、「エリクソン催眠 DVD」等を謹呈させていただいていて、吉福氏のご意見をいただきたいと思っていましたが、それがかなわないことになりました。
実は、本ブログのサブタイトルの「A Psychonaut’s Monolog Blog」の意味は「内的宇宙飛行士のつぶやきブログ」ですが、「内的宇宙飛行士の旅」は、私にとって、吉福氏が専門とされていた「変性意識の研究」と同義語です。
そのブログの創設の前日に、吉福氏の訃報に接したことは、まったく偶然には思えないところがあります。
以前、日本に初めて超越瞑想を伝えた瞑想家の山田孝男氏にお会いし、2002 年の 2 月に山梨の APG ピラミッド センターで NLP ワークを開催させていただいた経緯がありますが、山田氏は同年の 7 月に亡くなられました。当時、同氏から「あなたの方向性は間違っていない。その方向性でいくがいい」という「お墨付き」をいただいた気がしてならなかったのですが、我田引水的に、今回も、吉福氏からも、叱咤激励的な「今の路線でがんばるように」というメッセージをいただいたような気がしています。
私としては、確実に、一時代が終わったような印象をもっていますが (そして、もしかしたら、極めて僭越な言い方ですが、新たな「創世記」的なワークの意味合いが本ブログにはあるのかもしれません。少なくとも、吉福氏のワークを私なりに継承したい思いでいっぱいですが)、日本の思想界、心理療法界に多大な影響を与えた吉福氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。
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本「北岡メソッド」ブログは、今後、頻繁に更新していくつもりです。
よろしくお願いします。
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2. 2012 年 6 月開催「日常生活はすべて催眠:」ワーク収録ビデオ販売情報
北岡は、2012 年 6 月 17 日に新宿で、「エリクソン催眠/ミルトンモデル完全解説」 DVD 第1巻販売開始記念イベントとして半日ワーク「日常生活はすべて催眠: 正しい自己洗脳の方法を教えます!」を開講しました。
今回、この収録ビデオがインターネットからのダウンロード版として販売されてきています。
セミナー動画 128 分、テキスト PDF 16 ページのダウンロード パッケージ価格は、4,400 円となっています。
このセミナー動画のご購入に興味のある方は、以下のページにアクセスしてください。
作成 2022/11/8