本日の談話テーマ: 「能動的推論」とChatGPTの関係性について
最新情報: 「ChatGPT談話室」記事シリーズの企画を開始した目的等については、以下の「メタ心理学者とChatGPTの談話室 その一」の記事を参照してください。
http://www.kitaoka.co/note/meta/
この投稿は、(株)オフィス北岡代表の北岡泰典が配信する「メタ心理学者とChatGPTの談話室 その65」です。
ホリエモンは、Youtube で、『脳の大統一理論』という本を推薦していました。
今回は、同書で紹介されているカール フリストンが提唱する「能動的推論」とChatGPTの関係性について、聞いてみました。
以下の文章は、(株) オフィス北岡代表の北岡泰典が Note で発信した投稿の引用となっています。
以下が、ChatGPTとの英語の質疑応答内容です。
ChatGPT FAQ 65 (27/5/23):
Q: Could you let me know how the model of “Active Inference” proposed by Karl J. Friston influenced the advent of GAI like ChatGTP?
A: The model of “Active Inference” proposed by Karl J. Friston has not directly influenced the advent of language models like ChatGPT. Active Inference and models like ChatGPT are based on different theoretical frameworks and have distinct origins.
Active Inference is a theoretical framework in cognitive science and neuroscience that attempts to explain how organisms minimize the discrepancy between their internal models of the world and their sensory inputs. It suggests that organisms engage in active perception and action to gather information from the environment and reduce uncertainty about their internal models. Active Inference is primarily concerned with understanding biological systems and how they interact with their environment.
On the other hand, ChatGPT and similar language models are based on deep learning techniques, particularly the transformer architecture, and are developed within the field of artificial intelligence (AI). These models are designed to generate human-like text based on patterns and relationships learned from large amounts of training data. They are typically used for tasks such as language translation, text generation, and question-answering.
While both Active Inference and ChatGPT are interesting areas of research within their respective fields, there is no direct influence or connection between the two. Active Inference focuses on cognitive science and neuroscience, whereas ChatGPT is rooted in deep learning and natural language processing.
以下が、DeepL の翻訳結果 (未編集) です。
Q: Karl J. Fristonが提唱した「能動推論」のモデルが、ChatGTPのようなGAIの出現にどのような影響を与えたのか教えてください。
A: Karl J. Fristonが提唱した「能動推論」のモデルは、ChatGPTのような言語モデルの出現に直接影響を与えたわけではありません。能動推論とChatGPTのようなモデルは、異なる理論的枠組みに基づくものであり、その起源も異なるからです。
能動推論とは、認知科学や神経科学の理論的枠組みで、生物が世界の内部モデルと感覚入力との間の不一致をどのように最小化するかを説明しようとするものである。生物は、環境から情報を収集し、内部モデルの不確実性を低減するために、能動的な知覚と行動を行うことを示唆しています。能動的推論は、主に生物システムとそれらが環境とどのように相互作用するかを理解することに関係しています。
一方、ChatGPTと同様の言語モデルは、深層学習技術、特にトランスフォーマーアーキテクチャに基づき、人工知能(AI)の分野で開発されています。これらのモデルは、大量の学習データから学習したパターンや関係性に基づいて、人間のようなテキストを生成するように設計されています。一般的には、言語翻訳、テキスト生成、質問応答などのタスクに使用されます。
アクティブ推論とChatGPTは、それぞれの分野で興味深い研究分野ではありますが、両者の間に直接的な影響や関連性はありません。Active Inferenceは認知科学と神経科学に焦点を当て、ChatGPTは深層学習と自然言語処理に根ざしています。
以上、本日の「メタ心理学者とChatGPTの談話」は、いかがでしたでしょうか?
北岡泰典「メタ心理学宣言」ページ: https://www.kitaoka.co/meta/
作成 2023/6/4