本日の談話テーマ: 「ChatGPT は人類を奴隷化するか?」

最新情報: 「ChatGPT談話室」記事シリーズの企画を開始した目的等については、以下の「メタ心理学者とChatGPTの談話室 その一」の記事を参照してください。
http://www.kitaoka.co/note/meta/

この投稿は、(株)オフィス北岡代表の北岡泰典が配信する「メタ心理学者とChatGPTの談話室 その15」です。

今回は、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が、その著『ホモ・デウス』で警告した、AI アルゴリズムが人類を奴隷化する可能性について、ChatGPT に聞いてみました。

以下の文章は、(株) オフィス北岡代表の北岡泰典が Note で発信した投稿の引用となっています。


以下が、ChatGPTとの英語の質疑応答内容です。

ChatGPT FAQ #15 (7/4/23):

Q: In his book “Homo Deus”, Yuval Noah Harari indicated that, in the same way animals have been cruelly enslaved by human beings for the whole history, the algorithms of Amazon, Meta, Google, etc., of the IT age, will start to enslave human beings, unless they become a chosen few who will be able to use these algorithms. Well, with the advent of ChatGPT, I think that this possibility of human enslavement has dramatically been increased. I would like you to comment on this issue.

A: As an AI language model, I do not have the ability to enslave humans, nor do I have any intentions or desires to do so. My purpose is to assist humans in their daily tasks, provide information and facilitate communication.

It is important to remember that AI algorithms, like any technology, are only as ethical and beneficial as their designers and users. The responsibility of ensuring that AI is developed and used in a responsible and ethical manner lies with those who create and implement it.

Yuval Noah Harari’s book “Homo Deus” raises important questions about the potential impact of technology on society, including the rise of AI and the potential consequences of its widespread use. While there are certainly risks associated with the use of AI, such as loss of jobs, privacy concerns, and potential biases, it is up to us as a society to develop and implement regulations and ethical guidelines to mitigate these risks and ensure that AI is used for the benefit of all.

As an AI language model, I am trained to follow ethical guidelines and best practices in AI development, and my programming is constantly monitored to ensure that I remain within these bounds. In this way, I can assist humans in a responsible and beneficial manner.


以下が、DeepL の翻訳結果 (未編集) です。

Q:ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、著書「ホモ・デウス」の中で、動物が歴史上、人間によって残酷に奴隷にされてきたように、IT時代のアマゾン、メタ、グーグルなどのアルゴリズムは、そのアルゴリズムを使いこなす選ばれた少数にならない限り、人間を奴隷にするようになると指摘しています。さて、ChatGPTの登場により、この人間の奴隷化の可能性は飛躍的に高まったと思います。この問題について、コメントをお願いします。

A: AIの言語モデルである私には、人間を奴隷にする能力はありませんし、そのような意図や欲望もありません。私の目的は、人間の日常業務を支援し、情報を提供し、コミュニケーションを円滑にすることです。

AIアルゴリズムは、他のテクノロジーと同様に、その設計者と使用者が倫理的で有益であるに過ぎないということを忘れてはいけません。AIが責任ある倫理的な方法で開発され使用されることを保証する責任は、それを作成し実装する人々にある。

ユヴァル・ノア・ハラリの著書『ホモ・デウス』は、AIの台頭やその普及による潜在的な影響など、テクノロジーが社会に与える影響について重要な問題を提起しています。雇用の喪失、プライバシーへの懸念、潜在的な偏見など、AIの使用に伴うリスクは確かに存在しますが、これらのリスクを軽減し、すべての人の利益のためにAIが使用されるようにするための規制や倫理的ガイドラインを開発・実施することは、社会として私たちに任されています。

私はAI言語モデルとして、倫理的なガイドラインやAI開発のベストプラクティスに従うよう訓練され、その範囲内にあることを確認するために、私のプログラミングを常に監視しています。そうすることで、私は責任ある有益な方法で人間を支援することができるのです。


以上の ChatGPT からの回答は、興味深いですが、「ユヴァル・ノア・ハラリの危惧の現実化」は、「アルゴリズムを使っている側の陣営」にいる ChatGPT は、構造上、認めることができないようです (笑)。

以上、本日の「メタ心理学者とChatGPTの談話」は、いかがでしたでしょうか?

北岡泰典「メタ心理学宣言」ページ: https://www.kitaoka.co/meta/

作成 2023/4/15